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日本とベトナム 防衛・安全保障分野で交流を強化
海上自衛隊の『せとゆき』など練習艦2隻がベトナムの中部に位置するダナンに入港し歓迎式典が開催されました。
この動きは日本とベトナムの両国が、防衛・安全保障分野の交流を強化していることを意味しています。
一方、ベトナム人民軍首脳がこのほど訪日し、岩屋毅防衛相らと両国の連携を確認しました。
日越両国は、海洋進出を加速させる中国を警戒し、中国に対する牽制が不可欠という点で利害が一致しています。
日本にとってベトナムとは仲良くしておく必要がある
日本にとって南シナ海のことを考えるとベトナムとは仲良くしておく必要があります。
中国は南シナ海に人工島を作って領有権を主張しています。
しかし、本来であればベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、マレーシアなどの国々で占めている海です。
これらの国々は親日であるので石油を運ぶ日本のタンカーが通ることができます。
しかし、この海を中国が占めてしまうことになると、フィリピン沖の東を通ることになる可能性が非常に高くなります。
その結果、日本の石油価格は一気に上がることになるためガソリンの値段も1リットル200円を超すことになってもおかしくありません。
立憲民主党などの野党は南シナ海の問題について触れていない!
日本がベトナムとの関係を強化した実例
[在ベトナム日本大使館] 海上保安庁巡視船「えちご」のダナン寄港
[PDF] 東南アジア海域への巡視船派遣について (結果概要) – 海上保安庁
ここでの、ポイントは海上自衛隊の艦船ではなく、海上保安庁の巡視船であったと言うことです。
当時は、武器輸出三原則に抵触する懸念があったためです。
おそらく、中国にしてみると気に入らない気持ちがあったと思われます。
ベトナムがTPPに入っている
この手の話をする上において、安全保障の問題だけでは全体像は見えてきません。
日本はベトナムを
[外務省] 環太平洋パートナーシップ協定
安倍総理 米の拉致重視を強調
参議院予算委員会で、安倍晋三内閣総理大臣はアメリカのトランプ大統領が日本の拉致問題を重視しているとの認識を強調しました。
ベトナムで行われた米朝首脳会談での夕食会の一対一で話し合った際、2度に渡って拉致問題を提起されたことを説明し、次の様に述べました。
「アメリカがそこまで重視していると金委員長も理解したと思う。私は成果と考えている。今までになかったことが行われた。」
武田邦彦先生が考える拉致問題の捉え方
武田先生は次の様な例え話で、日本と北朝鮮の間にある拉致問題を捉えています。
玄関の鍵が閉まっていない家の中に、娘、父親、父親の友達である警察官が家の中にいたとします。
その状態で、外から人攫いが入ってきました。
その人攫いが父親と警察官が会話している最中に、娘を拉致して出ていきました。
この事件で悪いのは誰でしょうか?
もちろん、一番悪いのは人攫いです。
しかし、1年も経ってもいまだにそのままの状態にしている様では「人攫いが悪い」と言い続けるのはおかしいのです。
いつの時代になっても、世の中に人攫いは存在します。
それなのに、家の鍵をかけずに自分の娘が横で攫われるのを止めなかったのか?
一体、警察官はなんのためにいるのでしょうか?
地元の人は拉致の存在を昔から知っていた
拉致問題が日本で一般化される前に、武田邦彦先生は人里離れた海岸線を2人で歩いていました。
その時、この様なことをある男性から言われたそうです。
「こんなとこ、2人で歩いていたら拉致されるかもしれませんから危ないですよ。」
つまり、地元の人は拉致の存在は知っていたのです。
拉致問題で悪いのは日本の政治家や国民である
一体、自衛隊はなんのために多額の税金を使ってでも存在しているのでしょうか?
もちろん、外国からの侵略から日本国民を守るためです。
日本国内から国民が拉致されるということは、どんな意味においても自衛権を行使できるはずです。
どうして、当時の自衛隊は動かなかったのでしょうか?
もちろん、自衛隊だけで判断することができません。
そのために、政治家がいるのです。
しかし、その政治家を選んでいるのは我々国民なのです。
この状況が訪れた時、政治生命をかけてでも決断できる政治家を選ばないといけません。
それは、次に同じことが起こっても今の日本人のままでは何も動かないからです。
日本人は自分本位なのです。
日本の一番肝心な論点から目を背け続けている
あの時ほど、自分が孤独に感じたことはなかったそうです。
北朝鮮の赤十字社が拉致された日本人を告げたことに対して、愕然としてしまいます。
つまり、
当時の日本は出された名簿に載っている人だけが拉致された全ての日本人なのか? 他にもいるのか?
この様なことでさえ分かっていませんでした。
この苛立ちがあるんでしょうね。
人の膵臓をブタ 東大チームが計画
東京大学特任教授である
今年の4月にも学内の倫理審査委員会に申請する方針を固めました。
現在、移植用の人の膵臓は不足しています。
そのため、将来的にブタの体内から人の細胞でできた膵臓を取り出し移植に使う計画です。
この計画が進んだ背景には国の方針が3月下旬に改正されることが見込まれているからです。
その改正とは、動物の体内で人の臓器を作る研究が日本でも解禁となる内容になっています。
もし、この研究が進めば国内初となる見通しです。
遺伝子工学の間違った使い道
武田邦彦先生は20年前に将来の遺伝子工学を見据えて学生に問題を出しました。
将来、ブタが次ぎの様に3種類に分けられるかもしれません。
【まるでブタ】
これは普通のブタを指しています。
【肝臓ブタ】
これは肝臓だけが、人間の肝臓と同じものを持っているブタです。
つまり、今回だと膵臓ブタとなります。
【内臓ブタ】
これは内臓が人間と同じものを持ったブタです。
このブタは1匹殺せば一気に内臓は移植に使え、肉は食べられるとなるため、一見は非常に効率的のように見えます。
しかし、人間にはどうしても改善したいという欲求が出てきます。
人間とブタの境界線
更に遺伝子工学が発展し、皮膚や乳房も移植できるようにと【ブタ顔人間】を作ったらどうなるでしょうか?
そこで、まず問題になることがあります。
「そもそも、これはブタなのか?」
これを飼育しているのは、風紀違反になるのではないでしょうか?
なぜなら、顔はブタですが体は女性の裸なのです。
だから、私は基本的にこういうことは全て反対なんです。
「自然にできた豚肉」と「科学でできた豚肉」
現代の人間は豚肉を食べる時、ブタを屠殺してブタを食べています。
しかし、この豚肉が科学でできるとなったらどうなるでしょうか?
実は、科学の力でできた豚肉はいいこと尽くめなのです。
自然の力では将来の食糧不足に対応できない
ブタは人間と同じ生物にも関わらず、自由に生きる権利を剥奪され屠殺されてしまいます。
そして、屠殺された豚肉は味も形も制限があります。
しかも、内臓などを取り除かないといけないので無駄が多いのが欠点です。
科学の力で将来の食糧不足に対応できる
将来、バイオテクノロジーで豚肉を作ることができると、ブタを殺さずに済みます。
そして、味も形も自由自在で無駄がありません。
しかも、家でその豚肉を培養するだけで、毎回新鮮な豚肉を食べることができます。
そこが、付け目なのです。
私はあえて科学の力で作った豚肉がいいと言って、学生に感想文を書かせています。
もし、ブタに直接聞いて「私たちブタを殺さずに済むならそっちにしてよ・・・」とお願いされたら、人間はどうするべきなのでしょう?
つまり、武田邦彦先生は次の問いを投げかけているのです。
ブタで人間の膵臓を作ると言う計画が、東大の中内啓光教授のチームが計画しています。
しかし、武田邦彦先生はこのことには、全面的に反対です。
放送内容をまとめたブログ内を読んだ上で、あなたはどちらの意見に賛成ですか?https://t.co/SwFfE96YKF
— 虎ノ門ニュース【非公式】BLOG (@toranomonnews) 2019年3月31日
19/3/8 #キツネニュース
①日本とベトナムの関係強化は中国牽制への手段!https://t.co/Ak4eCQG4qN
②拉致問題で悪いのは日本国民!?https://t.co/19xwVdcCCD
③ブタで人の膵臓を作るのは倫理的にどうなの?https://t.co/SwFfE96YKF— 虎ノ門ニュース【非公式】BLOG (@toranomonnews) 2019年3月31日