金曜日

平成31年3月8日 (金) 武田邦彦 × 須田慎一郎

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日本とベトナム 防衛・安全保障分野で交流を強化

武田邦彦さん
武田邦彦さん
米朝会談がベトナムのハノイで行われたことは非常に画期的なことでした。

日本にとってベトナムとは仲良くしておく必要がある

日本にとって南シナ海のことを考えるとベトナムとは仲良くしておく必要があります。

中国は南シナ海に人工島を作って領有権を主張しています。

しかし、本来であればベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、マレーシアなどの国々で占めている海です。

これらの国々は親日であるので石油を運ぶ日本のタンカーが通ることができます。

しかし、この海を中国が占めてしまうことになると、フィリピン沖の東を通ることになる可能性が非常に高くなります。

その結果、日本の石油価格は一気に上がることになるためガソリンの値段も1リットル200円を超すことになってもおかしくありません。

立憲民主党などの野党は南シナ海の問題について触れていない!

日本がベトナムとの関係を強化した実例

2017年 (平成29年) 6月13~19日にかけて日本の海上保安庁はベトナムのダナンに寄港したのをキッカケに巡視船の供与を行っております。

ここでの、ポイントは海上自衛隊の艦船ではなく、海上保安庁の巡視船であったと言うことです。

当時は、武器輸出三原則に抵触する懸念があったためです。

おそらく、中国にしてみると気に入らない気持ちがあったと思われます。

ベトナムがTPPに入っている

この手の話をする上において、安全保障の問題だけでは全体像は見えてきません。

日本はベトナムを環太平洋 (Trans-Pacific) パートナーシップ ( Partnership) 協定 (TPP) ( Agreement) に呼び込むことで戦略的に外交を発展させているのです。

須田慎一郎さん
須田慎一郎さん
安全保障と経済の両面から外交を進めた、日本にとっての成功事例だと思います。


安倍総理 米の拉致重視を強調

武田邦彦先生が考える拉致問題の捉え方

武田邦彦さん
武田邦彦さん
日本国民のほとんどが私の意見と違います。

武田先生は次の様な例え話で、日本と北朝鮮の間にある拉致問題を捉えています。

玄関の鍵が閉まっていない家の中に、娘、父親、父親の友達である警察官が家の中にいたとします。

その状態で、外から人攫いが入ってきました。

その人攫いが父親と警察官が会話している最中に、娘を拉致して出ていきました。

この事件で悪いのは誰でしょうか?

もちろん、一番悪いのは人攫いです。

しかし、1年も経ってもいまだにそのままの状態にしている様では「人攫いが悪い」と言い続けるのはおかしいのです。

いつの時代になっても、世の中に人攫いは存在します。

それなのに、家の鍵をかけずに自分の娘が横で攫われるのを止めなかったのか?

一体、警察官はなんのためにいるのでしょうか?

地元の人は拉致の存在を昔から知っていた

拉致問題が日本で一般化される前に、武田邦彦先生は人里離れた海岸線を2人で歩いていました。

その時、この様なことをある男性から言われたそうです。

「こんなとこ、2人で歩いていたら拉致されるかもしれませんから危ないですよ。」

つまり、地元の人は拉致の存在は知っていたのです。

拉致問題で悪いのは日本の政治家や国民である

一体、自衛隊はなんのために多額の税金を使ってでも存在しているのでしょうか?

もちろん、外国からの侵略から日本国民を守るためです。

日本国内から国民が拉致されるということは、どんな意味においても自衛権を行使できるはずです。

どうして、当時の自衛隊は動かなかったのでしょうか?

もちろん、自衛隊だけで判断することができません。

そのために、政治家がいるのです。

しかし、その政治家を選んでいるのは我々国民なのです。

この状況が訪れた時、政治生命をかけてでも決断できる政治家を選ばないといけません。

武田邦彦さん
武田邦彦さん
私がこのことを繰り返し言っている理由があります。

それは、次に同じことが起こっても今の日本人のままでは何も動かないからです。

日本人は自分本位なのです。

日本の一番肝心な論点から目を背け続けている

須田慎一郎さん
須田慎一郎さん
私は小泉純一郎元総理に直接聞いたことがあります。

あの時ほど、自分が孤独に感じたことはなかったそうです。

2002年 (平成14年) 9月17日 『日朝平壌宣言』が調印された時、日本は北朝鮮が拉致の存在を認めるとは予想していませんでした。

北朝鮮の赤十字社が拉致された日本人を告げたことに対して、愕然としてしまいます。

つまり、小泉 (こいずみ) 純一郎 (じゅんいちろう) 元首相は全責任をもって受け止めるべきか迷ってしまいます。

当時の日本は出された名簿に載っている人だけが拉致された全ての日本人なのか? 他にもいるのか?

この様なことでさえ分かっていませんでした。

須田慎一郎さん
須田慎一郎さん
武田先生はもう一度、拉致が起こった時にどうするのか? その覚悟はあるのか?

この苛立ちがあるんでしょうね。

武田邦彦さん
武田邦彦さん
ま~、老人だから苛立んだろうね。


人の膵臓をブタ 東大チームが計画


遺伝子工学の間違った使い道

武田邦彦先生は20年前に将来の遺伝子工学を見据えて学生に問題を出しました。

将来、ブタが次ぎの様に3種類に分けられるかもしれません。

【まるでブタ】
これは普通のブタを指しています。

【肝臓ブタ】
これは肝臓だけが、人間の肝臓と同じものを持っているブタです。

つまり、今回だと膵臓ブタとなります。

【内臓ブタ】
これは内臓が人間と同じものを持ったブタです。

このブタは1匹殺せば一気に内臓は移植に使え、肉は食べられるとなるため、一見は非常に効率的のように見えます。

武田邦彦さん
武田邦彦さん
ここで、止まっていれば問題はありません。

しかし、人間にはどうしても改善したいという欲求が出てきます。

人間とブタの境界線

更に遺伝子工学が発展し、皮膚や乳房も移植できるようにと【ブタ顔人間】を作ったらどうなるでしょうか?

そこで、まず問題になることがあります。

「そもそも、これはブタなのか?」

これを飼育しているのは、風紀違反になるのではないでしょうか?

なぜなら、顔はブタですが体は女性の裸なのです。

須田慎一郎さん
須田慎一郎さん
でも、これを見て欲情する?
居島一平さん
居島一平さん
これは、どこからが人間なのかという哲学的な話になりますね。
武田邦彦さん
武田邦彦さん
とにかく、人間の進歩というのは必ずこのような歴史を辿ります。

だから、私は基本的にこういうことは全て反対なんです。

「自然にできた豚肉」と「科学でできた豚肉」

現代の人間は豚肉を食べる時、ブタを屠殺してブタを食べています。

しかし、この豚肉が科学でできるとなったらどうなるでしょうか?

実は、科学の力でできた豚肉はいいこと尽くめなのです。

自然の力では将来の食糧不足に対応できない

ブタは人間と同じ生物にも関わらず、自由に生きる権利を剥奪され屠殺されてしまいます。

そして、屠殺された豚肉は味も形も制限があります。

しかも、内臓などを取り除かないといけないので無駄が多いのが欠点です。

科学の力で将来の食糧不足に対応できる

将来、バイオテクノロジーで豚肉を作ることができると、ブタを殺さずに済みます。

そして、味も形も自由自在で無駄がありません。

しかも、家でその豚肉を培養するだけで、毎回新鮮な豚肉を食べることができます。

武田邦彦さん
武田邦彦さん
その時、学生は必ず「気持ち悪い」と言います。

そこが、付け目なのです。

私はあえて科学の力で作った豚肉がいいと言って、学生に感想文を書かせています。

もし、ブタに直接聞いて「私たちブタを殺さずに済むならそっちにしてよ・・・」とお願いされたら、人間はどうするべきなのでしょう?

つまり、武田邦彦先生は次の問いを投げかけているのです。


#キツネのアンケート