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令和元年7月12日 (金) 武田邦彦 × 須田慎一郎

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米露から見て欧州は『時代遅れ』である?

武田邦彦さん
武田邦彦さん
確かに、自由主義は『時代遅れ』と言えるかもしれません。

自由主義は『時代遅れ』なのか?

欧米の自由主義とは、何もかも自由にやっていいわけではありません。

そもそも、 他人のことを考えず独りよがりとも言える、一種の独善的な意味で使われている自由主義を指していると言えます。

自由の国の代表格とも言える国としてはアメリカがあります。

アメリカで自由主義を行ってきた結果、国民の間で大きな格差が生まれました。

たった1%の人口しかいない支配階層のエスタブリッシュメントが、富の50%を占めていると言われています。

問題は支配階級にマスコミが入っている点

しかし、問題はこの人口と富の比率ではありません。

もし、この支配階級が議員や会社の経営者であれば、当然と言えば当然の結果と言えるのです。

問題は本来の支配階級からおこぼれをもらっているマスコミが、支配階級に入ったことが問題なのです。

そのため、ドナルド (Donald) ジョン (John) トランプ (Trump) 大統領が一般の人を裕福にしようと、様々な政策を打ち出しました。

すると、マスコミは一斉にトランプ叩きになってしまいました。

トランプ大統領の『時代遅れ』とは

トランプ大統領がよく使う言葉がいくつかあります。

代表的なのは【great】ですが、最近は気になる次の単語があります。

それは【obsolete】であり、日本語に訳せば『時代遅れ』の意味があります。

つまり、トランプ大統領もプーチン大統領と同じ様に『時代遅れ』だと言っているのです。

しかし、トランプ大統領は一体何に対して、『時代遅れ』だと言っているのでしょうか?

NATOと日米安保は『時代遅れ』である

須田慎一郎さん
須田慎一郎さん
もっとも、やり玉に挙がっているのがNATOと『日米安保』です。

NATOに関して言えば、アメリカがヨーロッパに利用されているだけと感じています。

一番の標的とされているのがドイツです。

なぜなら、あれだけの経済大国であるにも関わらず、対GDPの2%を軍事費に充てていないからです。

ヨーロッパはロシアとアメリカに時代遅れと言われている!



日露間の北方領土問題を根底から見直す

武田邦彦さん
武田邦彦さん
この問題は、一貫して四島一括返還と訴えてこなかった日本が悪いんです。

こういうことを、国際的な場所で発言するということは韓国と同じです。

千島列島とはどこまでの島を含んでいるのか?

1951年 (昭和26年) 9月8日 日本がアメリカのサンフランシスコで『日本国との平和条約』に調印するまで、千島列島は日本の領土でした。

これを期に、日本は国際的に千島列島を放棄しています。

地形的に色丹島 (しこたんとう) 歯舞群島 (はぼまいぐんとう) は北海道の一部と言えます。

しかし、ここで問題になるのが次のことです。

「千島列島の一部である択捉島 (えとろふとう) 国後島 (くなしりとう) を日本の領土と言えるのか?」

当時のソ連は『サンフランシスコ講和条約』にサインしていません。

そして、現在のロシアもそのまま引き継いでいます。

そのため、日本が千島列島や南樺太を放棄したことが成り立たないとの意見もあります。

北方領土の四島一括返還から二島返還は方針転換なのか?

北方領土問題を語る時、スタート地点とされるのは『日ソ共同宣言』です。

『日ソ共同宣言』

正式名称

日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言

1956年 (昭和31年) 10月19日 鳩山 (はとやま) 一郎 (いちろう) 内閣総理大臣とソ連のニコライ (Nikolai) ブルガーニン (Bulganin) 首相の間で調印された。

この時、国境確定は先送りされました。

あくまでこの時、日本が主張していたのは二島返還でした。

残りの二島に関しては、その後に協議を進めると話を進めていました。

しかし、これが覆ったのは小泉内閣の時です。

当時、外務大臣を務めていた川口 (かわぐち) 順子 (よりこ) 氏が四島一括返還を主張しました。

なぜ、川口順子外務大臣は四島一括返還を主張したのか?

川口順子外務大臣が二島返還から四島一括返還に方針転換した理由は、2つ考えられます。

  • アメリカの圧力
  • 国内向けの支持を得るため

本当の理由はわかりません。

しかし、今まで二島返還から四島一括返還に代わったのはこのタイミングでした。

それから、日露関係は一向に進まなくなってしまいました。

武田邦彦さん
武田邦彦さん
本来、返してほしいのは千島列島全部です。

しかし、国内向けに都合がいいことを言って、対外的な信頼が失墜してはいけません。

国内向けに交渉するのではなく、真実を貫く国家であるほうが長期的に考えるといいと思います。

なぜ、ロシアは二島返還も認めないのか?

現在、安倍首相はプーチン大統領の間では、二島返還で交渉を続けていました。

日本が譲歩し以前の状態で交渉を進めているにも関わらず、どうしてロシアは応じてくれないのでしょうか?

そこに、横たわっているのは『日米安全保障条約』です。

ロシアは軍事的観点から見ても、日本がアメリカから独立しているとは思っていない!

須田慎一郎さん
須田慎一郎さん
トランプ大統領が再選すると『日米安保』の見直しは最大の問題になってきます。

日本は真の対米自立を考えないといけません。


トルコが露からS-400を購入 米は制裁発動するのか?

アメリカで意見が分かれる展開に

実は、このトルコがロシアからS-400を購入するにあたって、アメリカ国内でどのような対処をするのか意見が分かれています。

一貫してアメリカの国防総省当局者は、トルコが購入することによって「制裁を科す方針にかわりはない」と発言しています。

しかし、肝心のトランプ大統領は大阪のG20でトルコとの会談の際、制裁を科すことに否定的な態度をとりました。

なぜ、トランプ大統領はトルコに制裁に否定的なのか?

なぜ、トランプ大統領はトルコのエルドアン大統領に、制裁を科すとプレッシャーをかけようとしないのでしょうか?

それはトルコはとても不公平に扱われたと、思っているからです。

その原因は、オバマ前政権時代にロシアからS-400を購入する代わりの選択肢として、パトリオット地対空ミサイルを購入することが進んでいました。

しかし、結果それが実現しなかった過去があるからです。

地理的に難しいトルコの立ち位置

トルコは大部分を中東の国でありながら、一部がヨーロッパでもあり、地理的に難しい国と言えます。

一時期、トルコはヨーロッパにかなりシフトし、EU加盟を目指していました。

そのため、様々な条件を突き付けられながらも、それらを愚直に守ってきました。

「欧州型の車を走らせるために道路の幅の整備」

「農業大国のフランスが不利にならないように農業改革を進める」

しかし、最後に突き付けられたのは「イスラム国家はダメ」の通告でした。

この様に、トルコはEUからも疎まれ、アメリカからミサイルの提供を渋られてしまいました。

その状態で、ロシアから声をかけられたら近づかざるを得ない状態なのです。

須田慎一郎さん
須田慎一郎さん
トランプ大統領の言い分は、よく理解できます。
BTCパイプライン

ロシアがトルコに近づくのはエネルギー安全保障問題が裏側にあります。

現在のヨーロッパで使われているエネルギーは、ロシアから流れてくる天然ガスによって支えられています。

しかし、ヨーロッパとしてはロシアから首根っこを押さえられている状態なので、ある工事が進められました。

それが BTCパイプラインです。

この BTCパイプラインとは「バクー・トビリシ・ジェイハンパイプライン」とも呼ばれています。

BTCパイプラインはアゼルバイジャンの首都バクーが面するカスピ海からスタート地点します。

それから、ジョージア (当時のグルジア) とトルコを経由し、ロシアの手が及ばないルートでヨーロッパにつなげる計画でした。

この計画に焦ったロシアはグルジアにかなりのプレッシャーをかけました。

この様な過去もあるため、ロシアとしてはトルコも引き入れたいと思っているのです。



【虎ノ門サイエンス】
オカルトのサイエンス

須田慎一郎さん
須田慎一郎さん
オカルトとサイエンスは真逆だと思っていました。

多細胞動物から超動物へ

地球上に生物が誕生したのは、今から38億年前と推定されています。

それから、オスとメスの性別が誕生します。

この性別の違いが誕生したことは、非常にすばらしいことです。

なぜなら、オスとメスができたことで命が生まれ、つないでいくことができるからです。

カンブリア紀に入ると多細胞生物が生まれます。

武田邦彦さん
武田邦彦さん
しかし、いくら多細胞生物になっても、多細胞生物だけじゃ生きていけないと考えるようになります。

それから、群れを成して生活することで、生物としての役割が果たせるようになります。

群れの間の通信テレパシーの例

群れの一部として個々に多細胞生物が生きていくには、個々の間の通信手段が必要になってきます。

イワシが大群になって動く映像をご覧になった方もいらっしゃると思います。

このイワシはお互いにどちらに動くのかわかっていると言われ、まるで1つの生命体の様です。

超巨大魚群!イワシのトルネード


怠けイワシに喝!水槽に天敵のクロマグロ投入

ヌーの大移動にしても同じことが言えます。

ヌーの大群が川を渡っていこうとすると、約5%が川で溺れたりして死んでしまいます。

つまり、死の危険性を冒してまで川を渡るのは、次の命をつなぐためなのです。

ヌーの大移動

現代の通信手段は五感の範囲を超えていません。

しかし、他のものをどうやって発見するれいいのか、その手段が確立されていません。

一番、新しい五感以外の発見と言えるのは電気です。

しかし、これは雷という目に見える形で存在していたからこそ、発見できたのです。

すでに、テレパシーの事例は存在することがわかっています。

ただ、いつ発見されるまだわからないだけです。

武田邦彦さん
武田邦彦さん
本当の科学者は今までの科学で説明できるかどうかを考えずに、事実だけを見ると言う訓練をしています。

新しい発見はかならず今の常識に反するため、今の科学と比較してはいけません。

そうしないと、新しいことを発見することができません。

須田慎一郎さん
須田慎一郎さん
今まで、比較することが科学的だと思っていました。

『古事記』の生物学の知識は凄い

遺伝子は女性に優秀な遺伝子を残し、男性のポンコツ遺伝子を残していきます。

男性の死なせることによって、種を保つようにしていました。

今の天皇陛下は男系男子からもわかるように、血統である縦のラインは男性でしかつながりません。

だからこそ、女性が元気でいられるのです。

これらを話し合う時、男女平等などを議論してはいけません。

なぜなら、男女平等などの問題ではないからです。

これらの生物学は『古事記』を書かれていた時、すでにわかっていたことが凄いことなのです。

今の人間は【魂】【心】【体】で成り立っています。

人間は死んだ後【心】【体】は黄泉の国にいきます。

しかし、【魂】だけは根之堅洲國 (ねのかたすくに) に残ると書かれています。

では、【魂】がある根之堅洲國とはどこなのでしょうか?

陸上自衛隊 土浦駐屯地 『雄翔園』で開催された慰霊祭


武田邦彦さん
武田邦彦さん
戦争中に日本の兵隊はこのこと「桜の下、靖國で会おう」と話して戦死していってくださったのは、まともな話なのです。
環境ホルモンの嘘

科学者は事実にある現象をから判断します。

そこには、自分の思想などを入れてはいけません。

これで問題になったのが環境ホルモンです。

法律ができる寸前まで行きましたが、学会で「環境ホルモンは測定できない濃度にあります」と発言しました。

これによって、どうやって発見できたのかと責められた結果、環境ホルモンの議論はなくなりました。

紫式部にスマホや飛行機のことを話すと、変人扱いをされたでしょう。

しかし、未来の人からすると現代の我々が、紫式部の状態かもしれません。



関生が沖縄辺野古に関しての意見広告を掲載


毎日新聞などの4紙に関西生コンが掲載した意見広告とは?

6月9日 関西生コンの機関紙に沖縄に関して次の4紙に、意見広告が掲載されたことが掲載されていました。

  • 沖縄タイムス
  • 琉球新報
  • 毎日新聞
  • 東京新聞
須田慎一郎さん
須田慎一郎さん
この意見広告には、上の方に「この運動はいかなる政党や政治団体にも属さない市民運動です。」と書かれています。

本当なの?

しかし、この2面見開きの意見広告を出したのは、一体なんのためだったのでしょうか?

西生コンと中核派のつながり

中核派の機関紙である『前進』の最新号に、次の文字が躍っていました。

関生支部に新たな大弾圧

関西生コンと中核派のつながりが、だんだんと強くなっていることがこれからもわかります。

須田慎一郎さん
須田慎一郎さん
プレッシャーをかけて、武健一らの保釈を勝ちとろうとしています。

今では、関西生コンと中核派は、ほぼ一体化している状況です。

令和元年5月31日 (金)

【社会の裏】
関ナマと中核派


POSTED COMMENT

  1. キツネ より:

    ≪国後島と択捉島は諦めるべき≫

    今まで、北方領土は四島だと思っていたので、まさか千島列島に択捉島と国後島が含まれているとは思っていませんでした。

    今まで、四島一括返還が当然と思っていましたが、今回の話を聞くと安倍首相が二島の先行返還の考えに至ったのも致し方ない様に感じます。

    しかし、最近のロシアとの感触では安倍総理の外交力を持ってでも、解決できないように感じます。

    ソ連解体に続いて、ロシア解体でもないと無理でしょうね。

    もし、安倍首相の時にソ連解体をしていたのであれば、一気に解決していたのではないかとも思います。

    ≪オカルトは科学的である≫

    実は、私は個人的にオカルトの話や目に見えない話は大好きなほうです。

    それに関してバカにする人もいます。

    別に、個人的には隠してもないですが、全面に出して人に押し付けることもしません。

    私も今回の虎ノ門サイエンスを聞く前から、似たような考えは持っていました。

    一般的に非科学的なこと以外は信じない人に、私は次の質問をします。

    「今の段階で世の中のすべての現象が証明されていると思う? つまり、これから将来に新しい発見はないと思う?」

    などと質問して同意されることはまずありません。

    「ガリレオが天動説を唱えた時、誰も信じなかったけど、どうしてこれがないと言い切れるの?」

    ま~、コテンパンに論破することはしないですが、今回武田邦彦先生が似たような考えで嬉しかったです。

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