目次
首相 米の拉致重視を強調「金正恩氏も理解」と説明
参議院予算委員会で安倍首相は次のことを強調しました。
「米朝首脳再会談でトランプ大統領が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と一対一で話し合った際と夕食会の2度、拉致を提起したと説明した。その上で、アメリカがそこまで重視していると金委員長も理解したと思う。」
米朝首脳会談は決裂していない
ある報道では、交渉が決裂したとも伝えていました。
しかし、果たして本当に決裂したと言えるのでしょうか?
もし、仮に米朝首脳会談が交渉決裂となるとアメリカと北朝鮮はどのような行動に出たと考えられるでしょうか?
アメリカの
一方、北朝鮮の
実際、終わってみるとその様になりました。
なぜ、北朝鮮はアメリカを読み誤ったのか?
今まで、北朝鮮はトランプ大統領の考えを巧みに読んで外交交渉を行っていました。
事前に実務者協議もやっていたはずです。
どうやら、北朝鮮側はトップ会談で押し込めばアメリカが妥協すると思っていた節があります。
しかし、どう考えても過去に使っていた核実験場だけを放棄するというだけで、アメリカは北朝鮮に対する経済制裁を解くことはありえません。
つまり、今回は北朝鮮はアメリカの考えを読み誤ったと考えられます。
一体、なぜ、そのようなことが起こったのでしょうか?
同日に行われたマイケル・コーエン弁護士の議会公聴会
実は、まったく同じ日にアメリカでは議会公聴会が開かれていました。
その議会公聴会とは、トランプ大統領も元顧問弁護士を務めていた
つまり、トランプ大統領に対して
なぜなら、アメリカの民主党は米朝首脳会談のインパクトを消すために、わざわざ同じに日にぶつけてきたと思われます。
マイケル・コーエン弁護士の議会公聴会が開催され、発言内容はトランプ大統領に対する罵詈雑言でした。
しかし、肝心となるロシアとの共謀に関しては全面否定しました。
つまり、ロシアゲートに関しての疑惑は何もないことが証明されただけでした。
北朝鮮はトランプ大統領の立場が弱いと読み誤った
つまり、北朝鮮はトランプ大統領の立場が非常に弱いと思っていたのです。
きっと、トランプ大統領は成果が欲しいから妥協するのではないだろう、と思っていたのではないかと推測できます。
実は、その様なサインをアメリカのメディアや民主党が北朝鮮に送っていたとまで言われています
米朝首脳会談をベトナムで開催した理由とは?
第一回目の米朝首脳会談はシンガポールで開催されました。
そして、第二回目となる今回はどうして、ベトナムのハノイで開催されたのでしょうか?
ここにはアメリカから北朝鮮に向けてあるメッセージが送られていたと考えられます。
それは次の2点がポイントとなります。
- 一党独裁
- 中国とは対立
ベトナムは一党独裁の国家
ベトナムの正式名称はベトナム社会主義共和国です。
つまり、一党独裁という点では北朝鮮と同じなのです。
しかし、経済開放政策を行うことで発展を遂げています。
中国は対立している国家
現在のベトナムはアメリカとの関係も悪くありません。
しかし、同じ共産主義の国である中国とは対立しています。
裏に動いている、金漢率 氏
いかにも、タイミング的にみても様々なことが考えられます。
北朝鮮にとっては、完全に対立する政府になることは間違いありません。
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Kim Han-sol interviewed by Elisabeth Rehn (1/2)
米国防省 春の米韓合同軍事演習の「終了」を発表
アメリカの国防総省は米韓両軍が朝鮮半島有事を想定し、毎年春に行ってきた大規模軍事演習を終了させることを決めたと発表しました。
なんとか今までは、規模を縮小させた代替の演習を別の呼称で続けるとしていました。
これによって、米韓部隊の訓練不足による有事即応態勢の低下に対する懸念が、日米韓の関係者の間で強まるのは必至です。
終了が決まったのは、野外機動訓練の
韓国との軍事合同演習をしたくないのは、返済されない何百億円相当もの費用がかかるからだ。これは私が大統領になる随分前からの考えだった。また北朝鮮との緊張を低減するものとしても良いタイミングだ!#トランプ大統領 訳 https://t.co/9CktqcO8mr
— トランプ 大統領ツイート日本語訳(📝 解説付き)非公式 (@TrumpTrackerJP) 2019年3月4日
The reason I do not want military drills with South Korea is to save hundreds of millions of dollars for the U.S. for which we are not reimbursed. That was my position long before I became President. Also, reducing tensions with North Korea at this time is a good thing!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2019年3月3日
米韓軍事演習を中止するアメリカにとっての言い訳
アメリカのトランプ大統領は自国の安全保障のために、メキシコとの国境の間に壁を建設しようとしています。
本当に、お金だけの問題で米韓軍事演習を止めようと思っているのでしょうか?
韓国はアメリカ側から撤退することを発言させたい。
蔡英文総統、日本に安保対話要請 本紙インタビューで初明言
台湾の
蔡英文総統は強まる中国からの脅威を念頭に、日本政府と対話したいとの意向を表明し直接対話の意向を明言したのは初めてです。
中国軍の動向に関する即時情報の共有も含め、日本との安全保障問題やサイバー攻撃に関して協力することに強い意欲を示しました。
現在、日本と台湾の間には外交関係がありません。
安全保障に関する対話は民間・学術レベルにとどまっています。
蔡英文総統は次のことを強調して述べました。
「東アジアに位置する台湾と日本は同じ脅威に直面しています。日本と台湾が対話し、安全保障協力の対話のレベルを上げることが非常に重要です。」
台湾の蔡英文総統が日本に安保対話を要請!~産経新聞が独占インタビュー【ザ・ファクトFASTBREAK】
日米韓ではなく、日米台が重要となる
今、アメリカは台湾との国交に対してかなり踏み込んだ政策をとっています。
『台湾関係法』や『台湾旅行法』制定したり、閣僚級の人物を派遣したりしています。
一方、日本の安倍晋三氏は内閣総理大臣としての立場があるため、直接動くことはできません。
しかし、実の弟にあたる
昭和の英雄が語る ~大東亜戦争・偉大なる記憶~
田中三也さんは重巡洋艦『
偵察することは、戦争で作戦をたてる肝となる
戦争における偵察と言うのは、敵地に向かいただ様子を伺うだけではありません。
敵の情報となる次の様な情報を打電し後方の部隊に送らないといけません。
- どの方角に?
- どのくらいの距離に?
- どの程度の規模の敵がいるのか?
これらの情報によって計画をたてることができるので、作戦の肝となります。
しかも、偵察機は編隊を組み群れで飛んで敵地に向かうわけではありません。
決められた方角に1つ機体だけが飛ぶ単機行動です。
そのため、敵に見つかっても見方にSOSを出すことはできない決死隊なのです。
愛機 零式水上偵察機
1942年 8月24日 第二次ソロモン海戦
その理由は、田中さんの部隊が囮部隊になるためでした。
田中さんの部隊に攻撃をしてくるように、わざわざ敵地に向って行くことになりました。
しかし、あいにく天気が悪くて飛行機で飛び立つことができません。
そこで、上官から命令されます。
「どんな電報でもいいからとにかく電報を打って電波を出せ。」
田中さんは命令に従って、船に乗ったままの飛行機から電波を出しました。
すると、敵はその電波に引っかかり多数の敵の飛行機が向かってきました。
空母の『
その時、初めて「戦争ってすごいな」という感想を抱かれました。
1942年 10月26日 南太平洋海戦
その内容を電報で伝えます。
そして、敵の空母が攻撃されるのを生で見ていました。
あまりの嬉しいために見方の攻撃ばかりを見ていると「どこ見てんだ、他を見ろ」と怒鳴られ、棍棒で頭を叩かれたそうです。
田中さんが電報を見方を伝えたおかげで、沈没させることに成功しました。
その時の感想は「冥利に尽きる」と感じておられました。
特攻隊に出れる理由
しかし、何も嬉しいことばかりではありません。
航空母艦に戻り、様々な情報が入ってきます。
その中に、何人もの自分の同期が死んでいることが判明します。
その時「あの戦いの中にいたんだなぁ・・・」と初めて知るのです。
そして「仇を討つぞ」と心に抱きます。
その気持ちが大きいがために、特攻隊への命令が下されてもすぐに行くことができたのだそうです。
普通に考えれば、特攻などに出れるわけがないとおっしゃっていました。
あ号作戦 命がけの低空飛行
田中三也さんは二式水上偵察機の『
その時、森田さんは機長を務め電報を打つ役目で、操縦官を務めていた森田上飛曹でした。
この偵察は、あ号作戦の中の挺身偵察の役目があり、生きて帰ってくる見込みはありませんでした。
パプアニューギニアのアドミラルティ諸島付近で、敵を見つけることができました。
しかし、上空から見ていても敵が撃つ弾の煙が煙幕の役割を果たし、写真が撮れません。
何としても、田中さんは
中途半端に飛んでいると敵のレーダーに捕まってしまいます。
そこで考えたのが、プロペラの風で海面が模様ができるくらいの超低空で飛ぶことでした。
海面を這うように低空を飛ぶことで見つけられることがありません。
田中三也さんは死ぬつもりで港に突っ込む覚悟でした。
その低さはサガトラの飛行甲板よりも下になります。
それ程までに低空を飛ぶと、アメリカ軍の駆逐艦は弾を撃ってきません。
なぜなら、弾が味方に当たって犠牲になってしまう可能性が高いからです。
田中三也さんはそこを狙っていました。
その後、一気に高度を上げて田中さんは打電し味方に電報を送ろうとします。
しかし、田中三也さんは電報が打てません。
なぜなら、電報は真っ直ぐ飛んでいないと打てないからです。
敵の戦闘機が飛んでくるので、森田操縦官はかわすためカーブを描きながら飛行をします。
そこで、田中三也さんは森田操縦官に「我慢しろ」と叫んで、急いで電報を打ちました。
森田操縦官の手柄
田中三也さんは作戦が終了して報告に行きました。
その報告が終わると「長官からだ」と言って、短刀を握らされました。
その時の長官は
しかし、田中三也さんはその短刀を森田操縦官に渡します。
つまり、森田さんはこの手柄は私ではなくお前の手柄なんだと言うことを言葉ではなく、行動で示したのです。
その時、森田操縦官は涙を流しておられました。
しかし、森田操縦官は潜水艦で本土に帰ってきてから、内地で戦死されました。
フィリピン リンガエン湾へ特攻せよ
田中三也さんは偵察第四飛行隊に所属していた時、他にも偵察第三飛行隊がありました。
飛行機は彗星が1機・零戦が3機あり、これで特攻隊を編成することが決まりました。
その時、田中三也さんは誰が行くのかと思いました。
その時、次のような命令が下ります。
「彗星は操縦員は偵三から、偵察員は偵四から」
つまり、田中三也さんの部隊から出さないといけません。
田中三也さんの特攻隊の葛藤
この頃、田中三也さんは兵曹長になったばかりでした。
司令官からは「田中、お前が部下を引っ張っていくんだぞ。よ~く、言い含めろよ」と言われます。
田中三也さんは誰を出すか悩んでしまいます。
今まで、たくさんの同期が特攻隊で出撃していきました。
特攻隊というのは生きるか死ぬかではありません。
「死ね」と言っていることと同じなのです。
田中三也さんの部下であった下士官4人の内から出さないといけません。
部下は「私を出してください」と言ってきます。
体当たりする目標まで、自分で決めてきます。
だからと言って「じゃあ、お前行け」とは簡単には言うことはできません。
田中三也さんは考えているうちに、同期のことを追いかけることを考え始めます。
そして、出した答えが「俺が行こう」と腹を決めました。
特攻隊の出撃が明朝へと延期に
田中三也さんは仲間と水で盃を交わした後、ヨレヨレの格好のまま彗星に乗り込みました。
エンジンをかけて調子が良く爆弾の信管も抜いた状態で、後は出撃を待つばかりでした。
しかし、零戦3機のうちの1機がエンジンの具合が悪いから待ってくれと言われます。
田中三也さんは彗星の中で10分程度待っていましたが、夕刻に突っ込む予定がだんだんと時間がなくなってきています。
今から出撃しても到着した頃は真っ暗なので、明日の朝早くに行ってくれと言われます。
田中三也さんはエンジンを止め彗星から降りた時、次の事を考えます。
「明日の朝まで、まだ生きていかなきゃならんのか・・・」
せっかく、死ぬ覚悟を決めたのに、また足が地面に着くのです。
仲間を見送ることとなった田中三也さん
明朝の出撃を待つばかりとなった夜中に空襲がありました。
あまりにもひどかったため、田中三也さんは防空壕へと避難します。
若い連中が「飛行場へ見に行ってくる」と言って様子を見に行きました。
戻ってくると「飛行機がいない」と言います。
つまり、特攻の飛行機が燃えて大破しているのです。
その結果、田中三也さんは特攻に出撃することができなくなってしまいました。
明けの日に、田中三也さんは1人乗りの零戦の後ろへ潜り込むことを考えていました。
しかし、指揮官は懇々と「命を大事にしろ」と言われたそうです。
本来、自分も飛び立つはずだった朝の特攻隊の出撃の際、見えなくなるまで手を振ったそうです。
それはまるで、自分を送る気持ちだったと語っています。
今でも田中三也さんは生きていますが、仲間のみんなは20歳そこそこで死んでいます。
みんなは日本のために、国民のために戦ってくれたと感謝し、機会があったら俺も行くと思いながら、台湾からの迎えの船に乗って帰ってきました。
若者たちへ…昭和の英雄より
自分でこれをやろうということを本気で何かをやれるものを掴んでほしい。
山登りでも釣りでもダンスでもなんでもいい。
俺はこれをやってやろうというものを、早く見つけて最後までそれをやり通してほしい。
私はここまできたから、1日でも早くあの世にいって皆に会いたい。
親に会いたいとかではなく、友達に会いたい。
みなさんも元気でやってください。
最期のバレーボール
出撃の前に部下に思い残すことはないかと尋ねました。
その時「バレーボールの決着がついていません」と言われます。
その時、
19/3/6 #キツネニュース
①米朝首脳会談は決裂していないhttps://t.co/hWZdN1cUFm
②米韓軍事演習を中止するアメリカにとっての言い訳https://t.co/t6uOd0rl7h
③日米韓ではなく、日米台が重要となるhttps://t.co/lIkFai9VVb— 虎ノ門ニュース【非公式】BLOG (@toranomonnews) 2019年3月30日
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