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沖縄県知事 玉城デニー氏 初当選
9月30日 沖縄県の翁長雄志知事の死去に伴う沖縄知事選挙が投開票されました。
当選したのは前衆院議員玉城デニー氏という結果になりました。
安倍政権が支援した前宜野湾市長の佐喜真淳氏を含む3人を破り初当選という形になりました。
玉城デニー氏は宜野湾市にある米軍普天間飛行場から名護市辺野古移設に反対しております。
翁長氏に続く反対派知事の誕生により政府の移設スケジュールに影響が出るのは必至で、政権への大きな打撃となります。
政権は選挙結果にかかわらず移設を進める方針ですが、玉城氏は移設是非を問う県民投票を実施し反対の意思を示すなど徹底抗戦する構えです。
投票率は63.24%で、前回選を0.89ポイント下回りました。
台風24号が直撃したにも関わらず前回とほぼ同じ投票率
2018年 沖縄県知事選挙は2014年沖縄県知事選挙に比べて、わずかに投票率は下がったかもしれません。
しかし、前日の29日に台風24号が直撃していたにも関わらずこの投票率はいかに沖縄県民にとって注目されていたかがわかります。
4年間の翁長県政が沖縄に残したもの
そのため、翁長さんに対して評価は歴史に任せるとして同時代の人間が判断するべきではありません。
しかし、
1.中央政府とただ対立だけで終わった
翁長知事は国とただ対立するだけでした。
米軍基地を縮小するにしても国と連携する必要があります。
つまり、米軍基地の縮小にもつながっていないのです。
国の安全保障は国の仕事であって、県政で決められることではありません。
このような初歩的なことが日本で守られていないことが問題なのです。
国連の場所で沖縄県の現状を訴えたこともありましたが、国際的にみて非常に評判が悪かったそうです。
実際、どう受け止めていいのかわからない外国人を青山さんは肌で感じたそうです。
2015年9月21日午後 (日本時間22日) 沖縄県の翁長雄志知事はスイス・ジュネーブの国連人権理事会で声明
ありがとうございます、議長。
私は、日本国沖縄県の知事、翁長雄志です。
沖縄の人々の自己決定権がないがしろにされている辺野古の状況を、世界中から関心を持って見てください。
沖縄県内の米軍基地は、第二次世界大戦後、米軍に強制接収されて出来た基地です。
沖縄が自ら望んで土地を提供したものではありません。
沖縄は日本国土の0.6%の面積しかありませんが、在日米軍専用施設の73.8%が存在しています。
戦後70年間、いまだ米軍基地から派生する事件・事故や環境問題が県民生活に大きな影響を与え続けています。
このように沖縄の人々は自己決定権や人権をないがしろにされています。
自国民の自由、平等、人権、民主主義、そういったものを守れない国が、どうして世界の国々とその価値観を共有できるのでしょうか。
日本政府は、昨年、沖縄で行われた全ての選挙で示された民意を一顧だにせず、美しい海を埋め立てて辺野古新基地建設作業を強行しようとしています。
私は、あらゆる手段を使って新基地建設を止める覚悟です。
今日はこのような説明の場が頂けたことを感謝しております。ありがとうございました。
2.沖縄経済の独立
沖縄県が発言権を強めるには経済的にもっと自立をしないといけません。
そのためにはもっと経済力を強めないといけないのに、中国からの観光客だよりになってしまいました。
沖縄県周辺には海底資源が埋まっているので、それを使えば活性化することは可能なのです。
そのためにも、国と連携した調査活動を行うべきでした。
中国共産党が沖縄県知事選挙に介入してくる理由
青山さんの元には翁長氏を中国のスパイだと発言したことを名誉棄損で訴えるとよく言われるそうです。
しかし、青山さんのどのような発言がその様にとらえられてしまっているのでしょうか?
おそらくそれは、青山さんの強力なネットワークで入手したある議事録について触れた発言が原因のようです。
中国総領事館の総領事が那覇市で行った秘密会議
中国総領事館の総領事が那覇に来て、少なくとも2回は秘密会議を行っていることがわかっています。
その秘密会議の中で中国が味方につけようとしたのは
なせなら、仲井眞氏は本人も「日本初の中国福建人系知事」であると認めているため、味方になるとよんでいました。
しかし、中国共産党が思った以上に愛国心を持っていたので、ダメだと判断しました。
そこで、新しい人を探し白羽の矢がたったのが翁長氏でした。
翁長氏は自由民主党の沖縄県の幹事長をし、那覇市長を2000年から長年に渡って歴任しているがかなり不満を持っている、と議事録には書かれていました。
そこで、翁長氏にお土産を持ってアプローチがかかりました。
知事に当選した際のお土産
中国側が翁長氏に持って行ったお土産は以下のようなものが準備されていた様です。
まず、今まで正式な形で
その際、中国の福建省からチャーター便を沖縄に入れてそして大量の観光客を入れて沖縄経済を支えるというものでした。
しかし、これは間接的に沖縄経済が中国に支配されることになります。
なぜなら、中国共産党が沖縄県に行くなというと、観光客がいなくなり沖縄経済が成り立たなくなってしまいます。
このような現象は東南アジアで実際に起きてしまっています。
青山さんはこの事実経過を発言しただけで、翁長さんが実際にこれを行ったとは発言していません。
中国共産党がここまで沖縄県知事に介入してくる理由として、沖縄県からアメリカ軍を追い出すことだと明言されていいました。
中国が尖閣諸島の領有権を主張してきたタイミング
現在、尖閣諸島周辺には独立総合研究所が調べただけでもメタンハイドレードの天然資源があることがわかっています。
[公式HP] 独立総合研究所
中国や台湾が尖閣諸島の領有権を主張してきたのは、1970年代初頭の天然資源があるとわかって以降でした。
問題は日本側の対応です。
尖閣諸島は沖縄県の石垣市に属しているにも関わらず、日本政府は何もしてこなかったのです。
政府が尖閣諸島周辺を調査したのは、たったの2回
尖閣諸島周辺で資源に発見されて、かれこれ50年ほどが経過しています。
しかし、日本政府が正式に調査を行ったのはたったの2回しかありません。
それは、
海底資源なのですぐに使えるとは中国だって思っていません。
つまり、当時の中国共産党の人たちは自分たちが生きているうちに利権として使えるとは思っていないのです。
その点、自由民主党は一体何をしてきたのでしょうか?
玉城デニー新沖縄県知事が考える県民投票
新しく沖縄県知事に当選した、玉城デニー知事は県民投票をすると発言しています。
しかし、国家間で決まったことを覆すためには国家間でないといけません。
つまり、県知事レベルで覆せることではないのです。
それは玉城知事もわかっているはずです。
沖縄県知事に今まで三選された人は誰もいません。
玉城知事はまだ59歳と若いので三選も狙えます。
そうなると、12年間にわたって沖県民投票を繰り返し続けることができます。
そこには、おそらく別の目的があると考えられます。
身動きがとれないことを狙っている
今まで、普天間飛行場は住宅地の真ん中に位置するのは危険なので、辺野古基地を作り移転するという約束になっていました。
つまり、もし玉城知事が12年間続けるとその間に普天間飛行場で何か事故が起きないかが一番の懸念点になってきます。
青山さんの佐喜眞淳氏への応援演説
【沖縄県知事選】青山繁晴参議院議員が佐喜真淳さんの応援演説に来てました。