目次
ロシア大統領が年内の平和条約締結求める
9月12日極東ウラジオストクでの東方経済フォーラムでロシアのプーチン大統領は日本の安倍総理に対し以下のことを求めました。
「一切の前提条件を抜きにして、今年末までに日露間で平和条約を締結しよう。その後、全ての係争中の問題を解決しよう。」
この発言は事実上、北方領土問題を事実上先送りする姿勢です。
しかも、1956年に結んだ『日ソ共同宣言』についても言及しました。
「平和条約締結後に、色丹島と歯舞群島を日本に引き渡すと明記したこの宣言の履行を日本側が拒否した。平和条約妥結の実現にはこうした原点に立ち返る必要がある。」
このプーチン大統領の発言に対して、菅義偉官房長官は12日の記者会見で10日の日露首脳会談では提案はなかったとした上で以下の日本の認識をあらためて示しました。
「北方四島の帰属問題を解決し、平和条約を締結する日本の方針に変わりはない。」
日本に対して非礼を続けるプーチン大統領
第22回目となる日露首脳会談で、日本の
しかも、今回もプーチン大統領は遅刻しています。
山口県の長門市で首脳会談した時も何時間にもわたって安倍首相はもちろん、地元の人たちを待たせたことがありました。
山口県での日露首脳会談―平成28年12月15日
安倍首相とプーチン大統領の挨拶
ロシアのお国柄を考えると、暗殺されることを避けるため予定通りに進めることができないのかもしれません。
しかし、この度重なる非礼をプーチン大統領はどう思っているのでしょうか?
そもそも、この様なことに対して外務省はキチンと仕事をしているのでしょうか?
ロシア国内でプーチンの支持率は落ちている
プーチン大統領はロシアにおける支持率は絶大なものがありましたが、最近は支持率が落ちてきていると言われています。
その原因は年金です。
6月 ロシア政府は年金改革法案を検討し、年金を受給する年齢を引き上げることを提案されました。
- 男性は2028年までに60歳から65歳に引き上げ
- 女性は2034年までに55歳から63歳に引き上げ
特に、ロシア人の男性は日本人のように長寿ではありません。
ロシア人男性の平均寿命は約65歳とも発表されています
原因はウォッカの飲みすぎなどのロシアの生活習慣と言われています。
そのため、生きているうちに年金がもらえないと不満が募り、一気に支持率が落ちているのです。
いまだに進展しない、北方領土問題
日本とロシアでは平和条約がいまだに締結されていないのは、何といっても日露の間に北方領土問題があるからです。
北方領土返還の話になると『四島の一括返還』『二島返還』など議論になりますが、いまだハッキリしたことはわかりません。
しかも、この交渉が進まないのは日本の外務省が進展させたくないため、膠着状態が続いているとまで言われています。
日本もプーチンの外交を見習うべき
今回、プーチン大統領が「前提条件なしに、平和条約の締結」と、揺さぶりをかけてきました。
この様な外交方法は日本も見習うべきです。
相手にいきなり突拍子もないことを言うのが外交です。
日本も高い球をロシアに高い球を投げて揺さぶりをかければいいのです。
日ソ共同宣言は正式には「日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言」と言われます。
これによって、両国の国交が回復し関係も正常化した。
しかし、国境確定問題は先送りされたため、北方領土問題は今でも残っています。
南樺太も千島列島も日本の領土である
北方領土問題となると、以下の四島しか話題になりません。
日露間で『二島返還』となった場合でも、日本に返還されるのは島の面積が小さい、色丹島と歯舞群島です。
日本が一番望ましい解決は『四島の一括返還』などと思っているかもしれないですが、これ以上の要求をロシアにすればいいのです。
つまり、南樺太 や千島列島も日本の領有権だと主張すればいいのです。
ちなみに、日本国内で『千島列島全島返還論』を唱えている政党は日本共産党です。
この点に関しては、とても頼りになる政党といえるのかもしれません。
南樺太も千島列島も日本の領土と言える根拠
何も闇雲に南樺太と千島列島の領有権を主張しているわけではありません。
実は、歴史的に考えて日本が正当に領有権を主張できる根拠はあるのです。
確かに日本は国際的に南樺太と千島列島の領有権を放棄しています。
その条約がサンフランシスコ講和条約です。
第二次世界大戦におけるアメリカ合衆国をはじめとする連合国諸国と日本との間の戦争状態を終結させるために締結された平和条約。
この条約を批准した連合国は日本国の主権を承認した。
このサンフランシスコ平和条約で日本は南樺太と千島列島の領有権を放棄しているので、日本の領土だと言えないのではないか?
などと疑問に思われると思います。
しかし、その領土を今実効支配しているのは当時はソ連だった、ロシアです。
確かに、ソ連は連合国でしたし会議にも出席しています。
しかし、ソ連はこの条約に署名していません。
確かに日本は放棄することに署名しましたが、ソ連と締結しないまま領有権が定まらないまま流れてしまっている。
樺太はロシア語ではサハリンと言います。
そのため、北はロシアの領土なので『北サハリン』、南は日本の領土なので『南樺太』と呼びます。
この樺太が北緯50度線を境界に南北に分割されたのは、日露戦争後のポーツマス条約によって締結されました。
北方領土問題解決にむけて日本ができること
プーチン大統領の支持率が落ちている今こそ、日本がロシア国内に勢力をいれて足元を揺さぶればいいのです。
そもそも、外交の基本は相手が嘘つきだと思わないといけません。
それは、歴史が教訓として私たち日本人に教えてくれます。
日米戦争中、日本は最後までソ連を信用していました。
ソ連に日米の仲介者になってくれるように特使を送って交渉していたのです。
しかし、裏でソ連はポツダム宣言のために日本をどうやってやり込めるか話し合いをしていました。
日本が頼んでいる仲介役をソ連が断るならまだしも、日本を信頼させといて最終的に宣戦布告をしたのがソ連だったのです。
この様に、そもそも騙される方が悪いと思っているので、嘘をつくことに何も悪気を感じません。
外交は過程が大事なのではなくて、あくまで結果です。
領土や国益が大きくなれば嘘をつくことは何とも思っていないのですから。
失敗に終わった、北方領土の奪還のチャンス
虎ノ門ニュースに出演している竹田さんは、過去2回北方領土を取り返せたチャンスがあったと述べています。
自衛隊による「ただいまプラン」
1991年12月25日 ソ連崩壊の時は、歴史的に考えても千載一遇のチャンスだったことは間違いありません。
総理大臣による「お出迎えプラン」
2010年11月1日 ロシアの
これは、ロシアの国家元首が初めて訪れたことになりました。
YS11は国境を越えた 壮絶救出激の舞台裏
安倍首相10月訪中で一致習近平 氏「歓迎」と表明
日本時間で9月12日午前 ロシア極東ウラジオストクで、安倍晋三首相は中国の習近平国家主席と会談しました。
この会談の中で10月23日の日本の安倍首相が訪中を視野に入れていることが発表されました。
2018年10月23日は日中平和友好条約の発効40周年となります。
この訪中に対して、習近平国家主席も歓迎し以下の内容も確認しました。
- 北朝鮮の非核化での緊密連携
- 中国の経済圏構想「一帯一路」を巡る第三国での協力
首脳往来を巡り、首相は来年6月の大阪での20カ国・地域(G20)首脳会合に合わせた習氏の来日を想定しています。
中国は困ったときの日本頼み
過去と比べると中国の力はかなり落ちてきています。
少し昔までは世界の工場と呼ばれ、安い人件費を使って世界中に輸出していました。
しかし、今は人件費が上がってきてその役割を果たせなくなってきています。
内需拡大に方向転換しないといけない大事な転換期を中国は迎えているのです。
そこにきてアメリカとの本格的な貿易戦争が起きているので、中国としては日本に近づくしかありません。
今まで、首相の相互往来の話が上がると、中国が日本側にいろいろ注文を付けてきましたが、今回は何もありません。
習近平は因幡の白兎
それは、本当の実力を世界に誇示するのが少し早かったのです。
因幡の白兎も向こう岸に渡り切った後に本性を見せればよかったのですが、最後の一歩手前で本音を言ってしまい皮をはがされてしまいます。
習氏も世界の大国になったあと、領土拡大などを始めればよかったのかもしれません。
習近平の終身独裁は世界にとってはイイ感じです。
中国に対する日本の外交姿勢
安倍総理は中国に対してかなり警戒しています。
なぜなら、2012年12月26日に誕生した第二次安倍内閣以来、安倍総理は中国に正式に訪問したことはありません。
国際会議などで中国に訪れていますが、訪中して首脳会談をするのは今回が初めてとなります。
第一次安倍内閣からの失敗
しかし、安倍総理として中国を正式に訪中したことがないかと言えば違います。
2006年9月26日~2007年8月27日の間続いた第一次安倍内閣の時に訪れているのです。
マスコミからは安倍総理が誕生すると、日中関係は悪くなると言われていました。
その印象を払拭するためにも、安倍総理が一番初めに訪れた外国が中国でした。
当時の国家主席は
しかし、結果的にみるとこの訪中は失敗に終わりました。
中国に対する包囲網を敷くための外交
その失敗を教訓に安倍総理は第二次政権が発足してから、中国に対抗するための外交を始めました。
最初の2年間は東南アジア諸国連合 (ASEAN)の以下の10カ国に首相本人が2回ずつ訪問しています。
- インドネシア
- シンガポール
- タイ
- フィリピン
- マレーシア
- ブルネイ
- ベトナム
- ミャンマー
- ラオス
- カンボジア
それ以外にも中央アジアにも積極的に訪問しています。
最近では、
今、中国から何を得るのか?
今回決まった訪中もアメリカと話し合った上なことは間違いありません。
しかし、この訪中で中国から、安倍総理は一体何を得ようとしているのでしょうか?
現在の状況からして、日本が中国から得たいものが考えられません。
その部分に関しては、今後の流れで明らかになってくるのかもしれません。
ただ、財界の一部からは中国関係をよくしてほしいとの声は根強いことは間違いありません
沖縄県知事選告示 辺野古移設 是非で激戦
9月13日 沖縄県の翁長雄志知事の死去に伴う知事選挙の立候補の届け出が始まりました。
選挙の争点となるのは、宜野湾市にある米軍普天間飛行場が名護市の辺野古への移設の是非を争点になることは必至です。
選挙の結果によっては、今後の日米関係に影響を与える可能性があります。
30日投開票の沖縄県知事選挙 13日告示
今回の選挙では4名の候補者が立候補しました。
しかし、実際は佐喜真氏と玉城氏の一騎打ちと言われています。
野党やオール沖縄が推薦しているのが玉城氏ですが、沖縄県においてはDJ活動をされていたこともあり、知名度はかなりあります。
しかし、玉城氏が主張している内容はあくまで理想論であり、中国の脅威を感じる今となっては現実的ではありません。
玉城デニーさん、「自衛隊が守る沖縄」「基地のない沖縄」どっちが本当?
そもそも、支持基盤となるオール沖縄の力は弱っています。
その証拠に、1年9カ月の間で沖縄県において10回の選挙がありましたが、9回は自由民主党が推薦した人が勝っています。
一方の佐喜真氏は普天間飛行場がある宜野湾市の前市長だったこともあり、沖縄県における現実路線をよく知っている人です。
自由民主党総裁選挙より沖縄知事選挙が重要
沖縄県知事選より、自民党総裁選が先にあります。
しかし、安倍総理が三選されるのはほぼ間違いないので、自由民主党の国会議員は1人でも多く沖縄県に行って応援をするべきです。
今、沖縄県にとって何が重要なのか人海戦術を使ってでも伝える必要があります。
47都道府県知事の本来の役割
そもそも、全国の都道府県の知事がやることは県政についてやるのが本来の仕事です。
つまり、経済や教育に対して行政を指揮すればいいのです。
しかし、どうしてか沖縄県だけは違います。
なぜなら、沖縄県知事は日本の安全保障問題に介入してくるからです。
安全保障というのは、あくまで国の方針が優先します。
県知事の一存で国家の安全が脅かされてはいけません。
確かに、沖縄県に負担をお願いしているという事実があります。
しかし、今ある既定方針を覆してしまうと、結局は宜野湾市に普天間基地が残ることになってしまいます。
本来、沖縄選挙戦の争点は基地問題ではない
報道だけを見ていると、必ず沖縄選挙戦で争点になるのは普天間基地移設問題です。
しかし、この基地問題を争点にしているのはオール沖縄の人たちだけです。
基地問題を政治利用しているにすぎず、本当に沖縄の将来を考えているとは考えにくいです。
その点、佐喜眞氏は移設に賛成か反対か触れずに、沖縄の将来を語って選挙戦を繰り広げています。
「日本 VS 沖縄」 といういびつな構図
同じ日本国なのに、沖縄県に対しては「日本 VS 沖縄」という構図が成り立ちます。
しかし、これを見てほくそ笑んでいるのは中国共産党です。
以前、ある記者が
しかし、沖縄県の日本からの独立は中国の国益に直結します。
独立した瞬間、中国の属国になることは目に見えているのです。
日本と沖縄の対立構造を作っている後ろには中国の影がはっきりと映っています。
中国からの攻撃を一番うけているのは沖縄県
中国寄りとも言える沖縄県の流れがあるにも関わらず、日本の国土の中で中国から攻撃を受けているのは沖縄県なのです。
一番顕著だったのは、2010年9月7日尖閣諸島中国漁船衝突事件が起こった時でした。
もちろん、主要新聞はトップ記事の扱いでした
当然、沖縄県の新聞だったら、表紙二面を使ってもいいくらいの事件です。
しかし、その時の一面は「岩国基地でオスプレイの羽が動いた」などと見当違いの報道をしました。
もちろん、記事にしていないわけでもないですが、取り扱いを小さくして隠蔽しようとしている気配を感じます。
基地反対派の決まり文句
この様な考え方はこの様な考え方は沖縄の基地反対はの決まり文句でしかすぎません。
これが沖縄の世論では通ってしまう土壌がいまだにあることは重く受け止めないといけません
池上彰氏の番組 他人の意見を池上氏の意見に?
これは私も経験ある。何年も前だけど。今もそうなのね。ご自身でロケに行かれたネタ以外は、池上さんの番組はどの局でもだいたい同じ作り方じゃないかしら。 https://t.co/adld23otMz
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) 2018年9月9日
池上彰さんのネタ取り、テレ朝から私にも来ましたよ。簡単に言うと
● 名前は出さない
● 私が出演するわけでもない
● 私が話したことを池上さんが話すので局に来て事前チェックしてほしい
ということでした。都合のいいことやってんなあ、と思ったのを覚えてます。https://t.co/kq9Mrj5SKm— 坂東 忠信 (@Japangard) 2018年9月10日
『いけがMe Too』運動になってしまった今回の出来事
池上彰氏というのをテレビ局が何でも知っているキャラというかアイコンにしてしまい、今回の発展までになったのだと思います。
あくまでジャーナリストなので、視聴者はすべて池上氏ご自身で取材していると勘違いさせられたという怒りがあるのかもしれません。
池上さんが悪いと言うわけではなく、池上さんというキャラにテレビ局が頼りすぎたことが問題だったのかもしれません。
朝日 慰安婦問題訂正記事 検索回避タグ設定謝罪
9月10日 朝日新聞社は「検索回避タグ」の件で謝罪しました。
謝罪の内容は、2014年8月22日にネット配信した、慰安婦問題に関する英文記事に通常では検索されない設定にしていました。
同社はあくまで、設定上のミスとしています。
「英文記事への指摘を受け、18年8月にタグ設定について社内で確認する際、日本語版の記事1本に誤って検索回避タグを設定してしまっていた。」
現在は英文記事、日本語記事ともにタグを解除しています。
検索回避タグについて朝日新聞が謝罪したことについて
今回、この件について朝日新聞は以下の様に謝罪しています。
仮にこれが一般企業の不祥事の事後広報に纏わる件だったら、朝日新聞さんはこの記事で納得しますか?説明責任を果たしてないと糾弾するのではないでしょうか。単なる誤報の後処理と軽く見ないでください。 御紙は日本の名誉を不当に傷つけ、積年の国際問題の元を作ったのです。真摯な対応を望みます。 https://t.co/ccURyAY8VL
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) 2018年9月11日
朝日新聞はあくまで編集方法のミスだと言っています。
しかし、ネットにあげてから編集をするということはかなり、荒っぽい編集方法だと言えます。
普通であれば、ネットに上げる前にすべての校閲などを終えて、問題がないとなった段階でウェブに乗せます。
発表するかどうかわからない文章を公に出すということは本来ならあえりません。
天皇陛下御在位中最後の稲刈り 皇居の田んぼで
9月12日午後 天皇陛下は皇居生物学研究所の隣にある田んぼで恒例の稲刈りをされました。
皇居内での稲作は昭和天皇から引き継がれた行事で、御在位中最後の稲刈りとなりました。
このたび収穫されたのはもち米のマンゲツモチとうるち米などの合計100株です。
後日、残りも陛下が刈り取りをされます。
宮内庁によりますと今夏の猛暑による稲への影響はなく平年並みだということです。
収穫した米は御在位中最後となる今年11月の宮中の神事新嘗祭などで使用されます。
昭和天皇から始まった御田植え
毎年、11月23日に行われる宮中行事である
これはもっと昔からやっていてもいいように感じますが、昭和天皇が初めて行いました。
伊勢の神宮もお店で買ってきたものを使いません。
昭和天皇は御田植からお米を作っていましたが、今の陛下は種もみを御蒔きになるところからお米を作られるとうに改善いたしております。
一般的に、11月23日は『勤労感謝の日』として覚えている人が多いのではないでしょうか?
GHQの占領下で天皇行事・国事行為から切り離された形で今も続いています。
しかし、今年は新嘗祭が行われますが、来年は行われません。
宮中行事としては同じ行事が行われますが、呼び名が
この呼び名は「天皇が即位の礼の後、初めて行う新嘗祭」を指します。
これも天皇の譲位が来年行われることが分かっているからこそ言えることです。
伊勢の神嘗祭でも使われるお米
この陛下が御作りになったお米は、伊勢の
しかも、根っこがついた稲穂のまま奉納されます。
そのため、天皇陛下は新嘗祭が終わるまでは、絶対に新米を食べることはありません。
[…] 池上彰氏の番組 他人の意見を池上氏の意見に? […]
[…] ロシア大統領が年内の平和条約締結求める […]