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令和元年6月6日 (木) 有本香 × 石平

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一平ちゃんによる本の紹介『江藤淳は甦える』著:平山 周吉

読書家である、一平ちゃんによる本の紹介がありました。

『江藤淳は甦える』著:平山 周吉




日米防衛相会談 サイバー・宇宙での協力加速

日米豪印による『自由で開かれ包摂的なインド太平洋』

5月31日 タイのバンコクで4ヵ国の高級事務レベルで会合が行われました。

その4ヵ国は次の国々です。

  1. 日本
  2. アメリカ
  3. オーストラリア
  4. インド

[外務省] 日米豪印協議

今より10年以上前の2007年5月に、同じ4ヵ国であることが提唱されていました。

それが日米豪印戦略対話による『自由で開かれ包摂的なインド太平洋』です。

『自由で開かれ包摂的なインド太平洋』の提唱者は安倍首相

実は、これを提唱したのは第一次安倍内閣時、まさに日本の安倍 (あべ) 晋三 (しんぞう) 内閣総理大臣が提唱者でした。

当時から、台頭してくる中国の脅威に対してどのように対処するのかが課題でした。

これはアジア版のNATOと言えます。

初めは、非軍事的な枠組みでしたが、将来的には軍事同盟に発展させることが目的でした。

しかし、日本のマスメディアはこのことの重要性については、ほとんど報道しませんでした。

その代わりに、中国との関係はどうなっているのかについてばかり、政府に言い寄っていました。

有本香さん
有本香さん
この極めて重要で極めて正しい戦略が、日本国内ではまったく評価されていませんでした。


#キツネのTweet ★拡散希望★


安倍首相がインド国会演説した「二つの海の交わり」

2007年 (平成19年) 8月22日 安倍首相はインド国会で「二つの海の交わり」と言う演説をしました。

これは今尚、インドで名演説として語り継がれています。

この二つの海とは【太平洋】と【インド洋】を指しています。

この二つの海のエリアで、価値観を共有する国々が共に発展して行こうと述べていました。

中国の脅威を受けていると言う意味で共通点があることに加えて、自由で民主主義の国々が協力していこうという考えです。

『自由で開かれ包摂的なインド太平洋』が瓦解し始める

中国の脅威に対抗するために、立ち上げられた『自由で開かれ包摂的なインド太平洋』でしたが暗礁に乗り上げることになります。

まずキッカケとなったのは、オーストラリア政権の交代です。

2007年 (平成19年) 12月3日 ジョン (John) ハワード (Howard) 首相から、親中派のケビン (Kevin) ラッド (Rudd) 首相になってから、オールとラリアは一時離脱します。

それから、アメリカではバラク (Barack) オバマ (Obama) 大統領が誕生します。

それに続くかの様に、日本では鳩山 (はとやま) 由紀夫 (ゆきお) 内閣総理大臣が誕生してしまいました。

有本香さん
有本香さん
あの時からこの考えが正常に機能していれば、中国が南シナ海でここまでやりたい放題はできなかったと思います。
石平さん
石平さん
痛恨の歴史ですが、まだ間に合うですわな。



天安門事件から30年 中国に対する日米の対応

石平さん
石平さん
30年前に中国の若者が戦った敵は、文明社会に住む我々全体にとっての強敵ですわな。

天安門事件後の中国を救ったのは日本

1989年 (平成元年) 6月4日 中国の北京市にある天安門広場で起こった、天安門事件から30年が経ちました。

戦車部隊が出動しあれほどの人権弾圧が起こったため、一斉に西側諸国の国々は中国に対して制裁を加えました。

しかし、その制裁を率先して解除したのは日本でした。

日本が中国の国際舞台復帰を手助け

1990年 (平成2年) 7月 アメリカのヒューストンで第16回先進国首脳会議が開催されました。

この時、日本の海部 (かいふ) 俊樹 (としき) 内閣総理大臣が対中円借款の再開に言及しました。

その直後の8月には中国に訪れています。

天皇皇后両陛下が訪中

1992年 (平成4年) 8月 中華人民共和国政府からある要請を受けます。

その要請とは「日本の天皇皇后両陛下が中国御訪問される」と言うことでした。

10月に宮澤 (みやざわ) 喜一 ( きいち) 内閣の元で閣議決定されました。

天安門事件が起こった中国を、国際社会に復帰するキッカケを作ったのは日本である!

日本に対して恩を仇で返す、江沢民

中国は日本のおかげで経済的に繁栄することに成功します。

しかし、中国の江沢民 (こう たくみん) 国家主席は恩を仇で返します。

まず始まったのが、中国で反日教育教えることでした。

そして、アメリカのビル (Bill) クリントン (Clinton) 大統領といい関係を築き上げると、外交までも反日に持ってきました。

江沢民がハワイを訪問した目的

1997年 (平成9年) 江沢民がアメリカを訪問する際、わざわざハワイに立ち寄っています。

そこで、真珠湾で献花しました。

その目的は、日本を中国とアメリカ共通の敵とするためだったと考えられます。

国際社会が中国の人権問題を許してきた功罪

日本だけでなくアメリカも中国で行われている人権問題に対して、見て見ぬふりをしてきました。

西側諸国は中国が経済発展することで、良くなることを期待しました。

しかし、中国国内の人権弾圧は酷くなっていく一方です。

つまり、日本は反日主義で独裁国家の巨大化に手を貸してしまったのです。

その結果、日本の国益にとって何の利益にもなっていません。

これから、我々が中国に対してやるべきこと

幸いアメリカはトランプ政権になって目覚めています。

アメリカは共和党だけでなく、民主党も一緒になって中国を潰しにかかっています。

日本も与党だけでなく野党も一緒になって、日本を守るという視点に立たないといけません。


【DESUわなNOTE】
中国人が死ぬほど憧れる日本




POSTED COMMENT

  1. キツネ より:

    ≪日米豪印による『自由で開かれ包摂的なインド太平洋』≫

    以前の虎ノ門ニュースでも、この安倍首相による『自由で開かれ包摂的なインド太平洋』は触れられたことがあったと思います。

    私はその時、初めてこの構想について知りました。

    2007年から安倍首相は中国に対する危機感を持っていたので、その素晴らしい外交センスには驚かされます。

    中国経済は危ない危ないと言われながらも、共産党政権はどれほど長い間に渡って体制を維持していきているのでしょうか?

    しかし、アメリカのトランプ大統領の誕生によって、一気に壊滅状態の危険性が増していることは確かです。

    日本の政治家は外交に関してはまったく票にならないと言うことで、力を入れてきませんでした。

    しかし、安倍政権の外交には目が離せません。

    ≪天安門事件とは?≫

    私は天安門事件が起こった時には生まれていました。

    しかし、まだ子供だったのでどのような報道があったのか、まったく覚えていません。

    中国の若い世代はまったくこの天安門事件を知らないと言われています。

    ですが、当時は大人だった多くの中国人は知っているはずです。

    なぜ、そのことを次の世代に語り継いでいかないのか不思議でなりません。

    これは、自由な言論空間にいる日本だからなのかもしれません。

    やはり、中国のような情報を統制させている国では、もしかして密告されるかもなどの危機感があるのでしょうか?

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