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香港『逃亡犯条例』デモ 200万人 条例撤回を要求
6月16日 香港の民主派団体は次の2つのことに対し、香港中心地で大規模なデモを実施しました。
1つ目は、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする『逃亡犯条例』改正案の撤回です。
2つ目は、
団体主催によると、デモに参加した人数は約200万人にも及ぶと発表されました。
15日 林鄭氏はデモを受け、香港社会の混乱を招いたとして市民に陳謝の意を表明し、改正案の審議の延期を発表しました。
しかし、デモに参加している香港人は完全な撤回を要求しています。
香港 条例改正案の撤回求めデモに200万人参加 (2019/6/17)
香港で「逃亡犯条例」改正撤回求め「200万人」デモ (2019/6/17)
『逃亡犯条例』改正のキッカケは台湾で起きた殺人事件
今回、香港で起きた逃亡犯条例デモは、中国政府によって改正されるからです。
しかし、そのキッカケになったのはあまり知られていません。
そのキッカケは
香港人カップルの女性が台湾で殺害
ある香港人のカップルが台湾に旅行している最中に、その男性から女性が殺害される事件が発生しました。
その後、香港人の男性は香港に戻ります。
そのことによって、香港政府も台湾に起きた殺人事件なので、香港で裁くことはできません。
一方、台湾も身柄を引き渡すように要求しますが、香港と台湾の間に引き渡し協定が無いとして、この要求を拒否していました。
この一連の流れから『逃亡犯条例』改正がされることとなりました。
中国は『逃亡犯条例』を改正しても、しなくても都合が悪い?
台湾で起きた香港人カップルの殺人事件から、1年も経過しての改正案へと話が進みました。
実は、中国にとって本当に『逃亡犯条例』を改正したほうがいいと言えない部分もあります。
なぜなら、中国は銅鑼湾書店の店主などの連行などからわかるように『逃亡犯条例』を改正する前から連行は行っていたのです。
中国にとって『逃亡犯条例』が改正することの不都合
つまり、中国共産党にとってこの改正案が本当に都合がいいのか疑問が残ります。
仮に、法令にしてしまうことでプロセスが透明化されてしまうことになります。
今まで、水面下で強引に連行していたにも関わらず、今後はすべて公に晒さないといけないからです。
中国にとって『逃亡犯条例』が改正しないことの不都合
だからと言って、今の段階となって中国が改正を断念することもまた不都合なのです。
なぜなら、この民主化運動が本国に波及しかねないからです。
このままでは第二の天安門事件が各地で起こることを、最もおそれているに違いありません。
しかし、香港人が中国に牛耳られることは嫌だという意思表示にはなりました。
改正案の審議の延期した後こそが恐ろしい
今回、香港人のデモによって『逃亡犯条例』が改正されたことによって、民衆が勝利したとコメントする人がいます。
しかし、本当に恐ろしいのはこの後、中国政府がどのようなことをしてくるかわかりません。
そういうこと。
日本人の中には、条例延期になって「民衆の勝利だ」と間の抜けたことを言っていた人がたくさんいたが、これからが本当に恐ろしいことになる。
デモの首謀者やその家族が次々と行方不明になり、あるいは惨殺死体で見つかったらする事件が相次ぐだろう。
さて、次にデモをやれるか。 https://t.co/JVvXzK4nHf— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2019年6月16日
アメリカは香港の民衆を支持する決議をするだろうが、具体的には何の行動も起こさない。ウイグル人やチベット人を見殺しにしたように。
香港は中国の一都市になり、自由と人権はなくなる。それだけ。
哀れだな香港人は、と言っている沖縄の人も、明日は我が身。沖縄が落ちれば、次は九州。 https://t.co/BFua6W3IVF— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2019年6月16日
香港人の多くがマスクをしているわけとは?
テレビや写真などを見ていると、多くの人がマスクをしていたのを見た人もいると思います。
それは、デモが終わった後、中国政府から特定されにくくするためです。
既に、中国政府は会社の勤怠表や大学の出席簿などを集めて、デモに参加した人を特定し始めていると言われています。
つまり、日本でSEALDsなどがデモを起こしていますが、香港人にとってデモに参加するというのは命懸けなのです。
僕は30年以上に中共圧政下に暮らしてる苦しみに対し、SEALDsの連中は生まれから政権による実害もない日本に暮らしている、それでも独裁がーアベがーとカッコつけて活動家ごっこ、見るとムカつくよ
— 孫向文 (@sun_koubun) 2019年6月16日
10000回くらい「いいね!」を押したい! https://t.co/VlYrh3wLgN
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2019年6月16日
立憲民主党の蓮舫議員の呑気なTweet
そうですね。
蓮舫さんの言うように、中華人民共和国は民の声をひとりずつ丁寧に聞いてくれるでしょう。拷問部屋で。 https://t.co/mYiRNG2HHw— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2019年6月16日
百田氏 新作小説『夏の騎士』50ヶ所以上も直した
『 #夏の騎士 』著: #百田尚樹
新潮社 (2019/7/18)「あの夏、僕は人生で最も大切な「勇気」を手に入れた。」
新たなる感動が待つ百田版【Stand By Me】#虎ノ門ニュース では特別に本の体裁を公開https://t.co/wWlshFrzda pic.twitter.com/Sql0U2uwl7
— 虎ノ門ニュース【非公式】BLOG (@toranomonnews) 2019年6月19日
『夏の騎士』の念校(3度目のゲラ)を読んでいるうちに、直したくなった。
基本的には念校はほとんど直さないのだが、これが最後の小説だけに最高の仕上がりにしたいと思い、なんと50ヶ所以上も直してしまった。
これだけ直したのは『海賊とよばれた男』以来。そして、作品は抜群によくなった!
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2019年6月16日
ナザレンコ・アンドリー氏 ウクライナの悲劇!日本よ同じ轍を踏むな!
ウクライナが戦争に至るまでの経緯とは?
ウクライナでは今日本で発言されているようなことが、実際にありました。
- 「膨大な防衛費を福祉に回せ!」
- 「核兵器は恐ろしいものだ!」
- 「軍事同盟を結ぶと戦争に巻き込まれる!」
これら全て、今の日本にそのまま当てはめることができます。
- 「防衛費を縮小しろ!」
- 「憲法9条を守れ!」
- 「アメリカの基地があると危険だ!」
ウクライナは平和政策をとって、戦争になった
当時のウクライナ政府は、今の日本が掲げている平和政策を全て実践しました。
しかし、その結果ウクライナは戦争になってしまいました、
ソ連崩壊後のウクライナは大量の兵器を放棄したために、戦争になりました。
100万人いた軍隊を20万人に軍縮をしたために、戦争になりました。
それに加えて、他国を刺激するという理由からNATOにも加盟しなかったために、戦争になりました。
悲劇を招いたウクライナと同じ道を歩む日本
当時の親ロシア派の市長は、ロシアを刺激しないように注意を促していました。
これは、今の沖縄の
国連が動けないように工作
ウクライナでは、国連が動けなくなるようにロシアの活動家が工作をしていました。
それは、クリミアではロシア系が人種差別を受けているとして、訴えていました。
これも、沖縄県と非常に似ています。
なぜなら、沖縄県にいる活動家も沖縄は日本から人種差別を受けていると訴えているからです。
そのため【ソ連の赤軍派】と【独立派】にウクライナ人同士で対立していました。
そのため【独立派】として戦ったウクライナ人は「ナチスの協力者」と呼ばれて憎まれていました。
日本では靖國神社にに祀られている人を戦犯などと罵りますが、ウクライナでも同じように「ナチス党の残党だ」などと言われてました。
それが、
クリミア機器 東部侵略までの時系列
2014年 緊迫するクリミア情勢
Russia’s Little Green Men Enter Ukraine: Russian Roulette in Ukraine
Sneaking Into A Ukrainian Military Base: Russian Roulette in Ukraine
「国のために戦えますか? の世論調査では最下位です。」
「憲法9条信奉者はウクライナのドネツクに行ってください。」
「憲法を改正するメッセージこそが国を守ります。」
19/6/18 #キツネニュース
①香港のデモはこれからが恐ろしいhttps://t.co/smIJgHeAsk
②『逃亡犯条例』改正しても、しなくても都合が悪い?https://t.co/6qCsiaXoLj
③ウクライナ人 ナザレンコ・アンドリー氏の訴えhttps://t.co/85bNMdRMer
— 虎ノ門ニュース【非公式】BLOG (@toranomonnews) 2019年6月29日
≪香港のデモはどうなるのか?≫
百田尚樹さんは香港のデモが今後、沈静化しても活動した人は酷い目に遭うと言っていました。
確かに、それは間違いではないと思います。
それでは5年前の雨傘革命の時はどうだったのでしょうか?
ただ単に報道されなかったのかどうかはわかりません。
しかし、雨傘革命の首謀者はネットに載っています。
今回のデモは雨傘革命の後に今回のデモが行われているのは間違いありません。
もし、雨傘革命の後で酷い拷問に遭った人が大勢いるのであれば、今回のデモに至らなかったのではないでしょうか?
≪ナザレンコ・アンドリー氏が語る、ウクライナと日本≫
少し前のウクライナは今の日本と同じ状況にあったことは、今回初めて知りました。
確かに、平和を愛すると言う活動家は、自分たちの安全が確保された場所でしか活動していないように思います。
だから、現地にいけばそれでいいのかと言ってもそれはそれで問題だと思います。
なぜなら、安田純平さんと同じ状況になる可能性があるからです。
いくら自己責任だと言っても、日本人だったら助けるのが日本国政府なので。