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トランプ氏「100%」自分を支持 マティス氏反論
10月15日 アメリカのジェームズ・マティス国防長官は訪問先のベトナムに向かう機中で報道陣に対し、以下のことを明らかにしました。
「トランプ大統領から100%自身を支持すると約束された。」
この言及に至った経緯は14日トランプ大統領がCBSの番組で以下の内容を語ったためです。
「マティス氏の辞任の可能性はある。本当のことを知りたければ言うが、彼は民主党員的だと思う。」
記者からCBSでのトランプ氏のコメントについて問われたマティス氏は以下の様に反論しました。
「なんとも思っていない。私はトランプ氏のチームの一員だ。われわれは私の辞任について一度も話したことはない。見ての通り、われわれは仕事を続けている。」
また自身は特定の政党に属したことはなく、軍人たちは超党派であることに誇りを抱いていると強調した。
中間選挙を前にしたトランプ大統領への攪乱
これに似た報道は以前にもありました。
それは、2018年3月13日に
Mike Pompeo, Director of the CIA, will become our new Secretary of State. He will do a fantastic job! Thank you to Rex Tillerson for his service! Gina Haspel will become the new Director of the CIA, and the first woman so chosen. Congratulations to all!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年3月13日
結果的に国務長官はティラーソン氏から
しかし、今回の報道は中間選挙前に攪乱させようという狙いが見えます。
ティラーソン氏はプロの軍人だからトランプ大統領にとってYESマンではなかった可能性が高いと考えられます。
しかし、安全保障に関して右とか左とかのイデオロギーで片付けられるものではありません。
プロの軍人であるならば、大統領のYESマンであってはそもそもいけないのです。
ペンス副大統領から中国に宣戦布告
10月4日
Pence launches broadside against China’s meddling
しかし、この様な大事な発表をなぜトランプ大統領が演説しなかったのでしょうか?
それは、まだ中国に対して逃げ道を残していると考えられます。
つまり、アメリカとしては中国が方向転換してくれると、考え直す姿勢です。
そこで、もしトランプ大統領がこの演説をやってしまうと引っ込みがきかなくなるし、取り返しがつかないことになることをなるべく避けたのだろうと思われます。
10月4日以降世界は変わったと言っていいと思います。
米中の貿易摩擦は単なる経済的なことではありません。
徹底的にアメリカは中国を潰しにかかっているといえます。
中国におけるキリスト教徒の弾圧
中国におけるチベット仏教やウイグルのイスラム教などの弾圧はずいぶん知られるようになしました。
意外に思われる人も多いでしょうが、中国人キリスト教徒がいます。
そもそも、共産党は無神論者なので中国でキリスト教を信仰している人は、隠れキリシタンのように地下教会でひっそりと信仰しています。
つまり、共産党の監視下に入らないような活動をしていますが、最近はこのキリスト教信者に対する弾圧がひどいことになっています。
- ブルドーザで教会を破壊
- 十字架を破壊
- 聖書を焚書
- キリスト教徒を投獄
これを知ったアメリカ人のクリスチャンは黙っていられません。
金正恩氏 アメリカ中間選挙前にロシア訪問か?
10月8日 韓国の文在寅大統領は、金正恩氏が近くロシアを訪問するとの見通しを示していた。
それに対して、16日 ロシア紙イズベスチヤは、韓国の消息筋の話として以下のことを報道しました。
「北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が11月6日の米中間選挙前の10月末か11月初めにロシアを訪問する。」
プーチン大統領との会談場所としてモスクワと極東ウラジオストクが検討されています。
16日 ロシアのペスコフ大統領報道官は、インタファクス通信に対し以下のように述べ肯定も否定もしませんでした。
「金正恩氏の訪問時期とプーチン大統領との会談場所は、外交ルートを通じて決められる。」
第二次米朝首脳会談の準備
そのため、第二次米朝会談はあると思われますが、問題はその準備をどのように整えるかです。
今までは北朝鮮の後ろには中国がいたと考えられていましたが、今ではロシアの方が影響力があると言われています。
そのため、ロシアを経由した米朝会談の準備が始まっていると考えていいでしょう。
ロシアの
なぜなら、ロシアがアメリカに恩を売るとすれば、北朝鮮問題しかカードがないからです。
それによって、経済制裁を解いてもらえることをプーチン大統領は目論んでいます。
トランプ大統領も北朝鮮問題で中間選挙において何とか情勢を有利にしたいと考えているのでしょう。
11月6日に行われるアメリカ中間選挙の予想
上院ではほぼ勝つことが決まっています。
先日、人気女性シンガーの
一方、男性ラッパー歌手
黒人のコミュニティに製造業のいい仕事を持ってきてくれたことで、トランプ大統領支持を表明しています。
Full Video: Kanye West’s Meeting With President Donald Trump At The White House | NBC News
しかも、10月11日 トランプ大統領は『音楽近代化法』 (MMA:Music Modernization Act)に署名し音楽の著作権を守るための法律も成立させました。
【藤井厳喜のフジイ伝記】
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子
サウジ「事故死」で幕引きか? 記者行方不明で説明転換
サウジアラビア政府を批判してきたアメリカ在住のサウジアラビア人著名記者
当初は事件に関与に関して全面否定をしていましたが、尋問中に手違いで当局者が事故で死亡させたと認めたからです。
サウジアラビアのとしては、国際社会の批判が高まるなか拘束を指示したとも指摘された
16日 アメリカのポンペオ国務長官は、サウジアラビアの首都リヤドを訪問し、サルマーン国王やサルマーン皇太子らと会談しました。
アメリカ国務省によると、国王が透明性のある徹底した捜査を支持したことに謝意を表明した。
藤井さんが考える今回の事件
トルコのサウジアラビア領事館で殺されたとなれば、一番疑われるのは誰なのか考えれば、とてもサウド王家がやったとは思えません。
おそらく、今の王家のやり方が気に食わないグループやアメリカとサウジアラビアとの関係を壊したいグループがやったと考えることが自然だと思います。
サルマン皇太子は危うい!?
あまりに、改革を急ぎすぎている感じがします。
[PDF] 【経済産業省】サウジ・ビジョン2030
実は去年の2017年11月4日 サルマーン皇太子と王様が組んで上からのクーデターを起こしています。
そのクーデターでは約200人を捕まえて、中にはサルマン皇太子の従兄弟まで含まれていました。
その人物とは世界的にも有名な大富豪である
サルマン皇太子は三代目ではなく三世代目
サウジアラビアの初代国王はアブドゥルアズィーズ・イブン=サウードです。
[Wikipedia] サウジアラビアの国王一覧
今の国王はサルマーン皇太子の父親でもあるサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ氏は七代目にあたります。
つまり、二代目から七代目は父親は同じだったため世代的に考えると二世代目にあたります。
そして、三世代目にあたるのがサルマーン皇太子です。
次の王様がサルマーン皇太子になると、その直系しか王位継承権がないようにしたため、他の王族から恨みを買っている可能性が高い。
ワッハーブ派は原理主義的思想が強い
サルマーン皇太子はイスラム教ワッハーブ派を信仰しています。
ワッハーブ派でイスラム教の中でも原理主義的な思想が強く、女性が自動車の運転をするなどで国内でもかなり反発があると言われています。
昭和の英雄が語る ~大東亜戦争・偉大なる記憶~
パラオのペリリュー島での戦い
このパラオのペリリュー島は第二次世界大戦の際、日本軍とアメリカ軍が激しく戦闘を繰り広げた場所です。
そのため、このペリリュー島にはペリリュー神社があります。
太平洋戦争の激戦地となったパラオのペリリューの戦いで生き残ることができたのは34人しかいません。
しかし、
生存者34人の内の1人、土田喜代一元海軍上等兵
10月15日
当番組が放送された17日に葬儀が行われました。
【安全保障講座】忘れられた激戦の島~パラオ慰霊の旅 Part3[桜H26/10/30]
【安全保障講座】忘れられた激戦の島~土田喜代一氏に聞くペリリュー島の戦い[桜H27/4/16]
【土田喜代一】忘れられた激戦の島~パラオ慰霊の旅 Part5[桜H26/12/11]
1/2【土田喜代一】証言シリーズ:ペリリュー島の戦い(前編)[桜H22/5/3]
2/2【土田喜代一】証言シリーズ:ペリリュー島の戦い(後編)[桜H22/5/4]
土田さんがペリリュー島に対する思い
毎年9月15日にペリリュー島では式典が行われています。
日本の外務省からは誰も参加することがありませんが、土田さんは毎年参加されていました。
「わしは最後だと思うから一緒にくてくれないかの…」
しかし、土田さんは次の年もペリリュー島の地を訪れます。
それは、
その際、現地を訪れ両陛下から土田さんは言葉を掛けられました。
「慰霊の旅」両陛下がパラオ到着 早速、歓迎式典へ (15/04/08)
日本からの白菊供え、黙とう 両陛下、パラオご訪問 (15/04/09)
(全録) 天皇陛下、パラオ政府主催の晩さん会でごあいさつ
この両日はパラオのペリリュー州は休日になったそうです。
訃報 元海軍上等水兵 土田喜代一氏が死去
本当に長い間、ありがとうございました。
ずっと大東亜戦争を戦い続けてくださって、後世にこの日本人のあるべき姿を語り継いでくださった土田さんに心より感謝と哀悼の誠を、この場をかりてご冥福をお祈り申し上げます。
我々は後に続きます。
土田さん本当にありがとうございます。
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