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日韓首脳会談見送りへ 韓国最高裁の徴用工判決受け
日韓両政府は、11月の国際会議に合わせた首脳会談の開催を見送る方向となりました。
韓国最高裁が新日鉄住金に賠償を命じた元徴用工訴訟判決を受け、対話の環境が整わないとの判断です。
それに加えて、11月6日 複数の日韓関係筋が文在寅大統領の年内来日も先送りが確実となったことを明らかにしました。
日韓共同宣言から20年の節目に本格的改善を目指した両国関係の悪化が鮮明になりました。
日本の安倍総理と、韓国の文在寅大統領は次の2つの国際会議には出席する見通しです。
- 東南アジア諸国連合 (ASEAN) 関連首脳会議 (シンガポール)
- アジア太平洋経済協力会議 (APEC) 首脳会議 (パプアニューギニア)
河野外相 韓国徴用工判決に「あらゆる手段とる用意」
11月6日 河野太郎外相は記者会見で、韓国の元徴用工をめぐる訴訟で韓国最高裁が日本企業に賠償を命じた確定判決に関し以下の様に述べ韓国政府に早期の対応を重ねて求めました。
「こういう判決を出すというのは暴挙だ。これは2国間の問題ではなく、国際法に基づく国際秩序への挑戦だ。」
河野氏は、韓国側の適切な対応がない場合には「あらゆる手段をとる用意がある」とも強調し、国際司法裁判所(ICJ) への提訴も辞さないとの姿勢を重ねて示しました。
今回の“いわゆる”徴用工として取り扱うことが間違い
国民徴用令は日本国民に対して行われていました。
日本統治時代の朝鮮人は全員が日本国民だったので、徴用工として扱うことがそもそもの間違いだと言えます。
この問題に対しての日本政府側の責任
今まで、日本政府は韓国との関係をなあなあにしてきました。
できるだけ、韓国と衝突しないようにしていたことが外交だと勘違いしていた節ふしがあります。
日本に対しては何を言ってもいいと状況を作った点においては日本政府にも責任はあります。
国際司法裁判所に訴える準備
しかし、今回は今までの日本政府とは違った対応を見せているのが
日本政府の立場として断固たる姿勢を貫いています。
在韓日本大使を召還しない日本政府の狙いとは?
そこで、ポイントとなることは今回の一件で在大韓民国日本国大使館の大使である、
長嶺氏は
しかし、この時は12週間後の4月4日に再赴任します。
北朝鮮によるミサイル発射で安全保障協力の必要性が高まったことや、
大使召還は外交上の代表者を本国に帰還させることであり、一時的に外交を断絶させることを意味しています。
過去に日本の在韓大使召還が行われたのは、次の様な出来事があった時でした。
日本政府はすでに
つまり、裁判と起こすとなると日本と韓国の間で折衝役が必要となるからです。
困っているのは文在寅大統領
今回の韓国の最高裁判所である大法院が下した判断で困っているのは
もし、本当に国際司法裁判所に訴えられると、当然竹島の問題も一緒に俎上に載せられてもおかしくありません。
それが証拠としてわかるのが、判決が出た後1週間経っても大統領から明確な声明を出していません。
しかも、韓国国内でこの件で政府の方に「私も今裁判をやって請求できるのか?」などの問い合わせが殺到しているともいわれています。
どのようなことをしても、最終的には韓国政府が払わないといけないのは確実なのです。
岩屋防衛相 F2後継機開発「国内企業関与は大事」
10月6日 岩屋毅防衛相は記者会見で、2030年代に退役を迎える航空自衛隊のF-2戦闘機の後継機開発方針に関し、国内防衛産業の関与を重視する考えを示し、次の様に述べました。
「日本の国内産業の関与は大事なポイントだ。将来の航空優性確保に必要な能力、次世代の技術を適用できる拡張性、改修の自由度、国内企業が関与できるかどうか、現実的なコストという観点で検討している。」
日本で戦闘機を作る大切さ
戦後、アメリカは日本の自動車産業については禁止しませんでしたが、日本の航空機産業に対しては10年間禁止したことがあります。
それが今でも、後を引いている部分はあります。
しかし、いくらアメリカが日本より総合的な戦闘機の製造レベルが優れているとしても、すべてたった一カ国で製造するのは難しい時代になっています。
第6世代ジェット戦闘機について、数カ所について日本がアメリカより優れているとなると、共同開発も可能となります。
岩屋防衛大臣のおっしゃることは正しいですね。
防衛技術基盤を維持することが大事
戦闘機を所有していれば大丈夫という話ではありません。
一番大事になってくるのは、防衛技術基盤を維持することが何より大事なのです。
[防衛装備庁] 防衛生産・技術基盤戦略について
戦闘機をどこからか購入すれば一時的に考えれば安いかもしれませんが、長い目で見たとき日本で飛行機製造の技術がなくなることの方が恐ろしいことになります。
入管法、8日の審議入り見送り 自民 拙速批判回避狙う
11月8日 自民党は外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法改正案に関し、衆院本会議での審議入りを見送る方針を固めました。
安倍晋三首相が出席した上での趣旨説明を目指していましたが、野党は拙速だと批判したため対立激化を避けるべきだと判断したと見られます。
会期末の来月10日までに確実に成立させるに、13日の本会議で審議入りさせる構えです。
首相は5日の自民党役員会で、改正案について以下の様に述べ国会審議を通じ国民の理解を深める考えを示しました。
「深刻な人材不足に直面する中小・小規模事業者の声に応える。分かりやすく内容を周知したい。」
本来であれば20年前から少子化対策に取り組まないといけなかった
そもそも、この人手不足の原因は日本が少子高齢化社会になっていることが問題です。
赤ちゃんが生まれてから働き手になるまでに20年かかるので、20年前から施策しておく必要がありました。
同時に、日本の若者が赤ちゃんを産みたくなる施策もしないといけません。
性善説で外国人を受け入れてはいけない
今回の法案は一時しのぎの労働力として、外国人労働者を受け入れようとしています。
法律通りにいい人だけが日本に入ってくるなら問題ありませんが、必ず裏をかいて外国人が日本に入国してきます。
日本の場合は技術が盗まれる可能性が非常に危惧されるところです。
一度、ドアを開いてしまったら戻すことはできません。
中国最新鋭ステルス無人機初公開 米試作機と酷似
11月6日 中国広東省珠海市で2年に1度開かれる中国国際航空宇宙博覧会が開幕されます。
その前日に中国の最新鋭ステルス無人偵察・攻撃機『彩虹7 (CH-7)』の実物大モデルが現地で公開されました。
来年に初飛行を行い、2022年には研究開発を終えて生産に入ると言われています。
『彩虹7 (CH-7)』は国有企業の中国航天科技集団が開発した戦闘機です。
尾翼がない翼長22メートルの全翼機で、外観は米ノースロップ・グラマン社の無人艦載機の試作機『X47B 』と酷似しています。
一部の欧米メディアは『X47B』のクローンだと揶揄し、中国のサイバー攻撃で技術が盗まれた可能性を指摘している。
2011年にイランで墜落した全翼型の米無人偵察機『RQ-170』の情報が中国に流出したとの見方もあります。
戦闘機の有人機と無人機の違い
今、時代の流れとして戦闘機は有人機から無人機に進んでいます。
無人機は墜落しても人が死なないことは大きなメリットですがそれだけはありません。
一番、大きなメリットは戦闘機の限界を格段に上げることができることです。
有人の戦闘機は人間の限界が戦闘機の限界になります。
しかし、無人の戦闘機は機械の限界が戦闘機の限界になるからです。
中国の戦闘機の製造技術のレベル
中国の技術はリバースエンジニアリングと言われています。
本来であれば何か製品を作る時はまず図面から引きますが、リバースエンジニアリングは完成品をバラして、同じものを組み立てるという製造方法です。
日本の子供用テレビゲームも兵器に転用できると言われています。
北朝鮮の工作船やミサイルが秋葉原製と揶揄されるのはそのためです。
戦闘機の外見はどうしても似てくる
物理的な性能をつきつめていくと、どうしても似てくることはしょうがない部分があるので、問題は中身となります。
どんなに外見を真似しても実施に飛ばしてみないとその性能はわかりません。
子供とする鬼ごっこと同じで、本人は隠れて相手は見えていないと思っていても実は見えているのかもしれないのです。
しかし、ビックリするぐらい発展することも考えられるので侮ってはいけません。
志方俊之さんの懐かしの写真
ロンヤス会談のアテンド
その時、
その後、中曽根氏がリタイヤされた時、志方さんも退官したタイミングでした。
その時「給料はやらんが、何か勉強させてやる」と直々にスカウトをされ、平和研究所に務めたそうです。
[公式HP] 公益財団法人 中曽根康弘世界平和研究所
東京都災害対策担当参与として石原慎太郎知事のアドバイザー
そして、志方さんに白羽の矢が立ち「行ってこい」の一言でその日から勤務し10年間、個人的なアドバイスを後ろから支えていいました。
防災の際の知事の指揮権
防災の時は、どちらかしか助けられない瞬間があります。
1人の重症の患者から助けるべきか? 多くの軽傷の患者から助けるべきか?
全員を助けることができないから問題になっている究極の判断は知事しかできません。
火事の時も同じで、東京消防庁長官でさえも複数の火事の現場があった場合決めることはできません。
あくまで、知事がすべての指揮権を持っています。
防衛大臣補佐官
その時、防衛大臣は
ご苦労されましたか?
昭和の英雄が語る ~大東亜戦争・偉大なる記憶~
本土防空戦で戦った竹田五郎元陸軍大尉
本土防空戦で特攻隊が作られた経緯
本土防空戦とは日本本土防空を日本本土空襲から守るための戦いです。
つまり、攻めてくる敵国アメリカの戦闘機から本土の帝都である東京を守るためです。
その攻めてくる、アメリカの戦闘機はB-29でした。
飛行第244戦隊が持つ戦闘機は飛燕ですが2つの戦闘機は大きさが圧倒的に違います
- 【飛燕】全長8.94m
- 【B-29】全長30m
竹田五郎元陸軍大尉が初めて見たのは今でもハッキリ覚えておられ、
飛燕で高度8,000~9,000mまで40分かけて上空まで上がりました。
しかし、B-29は更に1,000m上空を飛んでいます。
ここまでの高度の違いを見せつけられると、航空戦で勝てることはできないと確信します。
B-29に勝つためには少なくとも9,000~10,000mを上空できる戦闘機が必要となりました。
しかし、その方法は機体を軽くするしかありません。
- 1門13ミリという機関砲を下ろす
- 防空版という体を守る鉄板を下ろす
- 塗装を消す
- 弾は100発以下
つまり、必要がないものは全て機体から下ろしました。
それで、防空戦を戦えと言われますが、戦闘員はこのままじゃ敵を落とせないと理解していました。
それで、作られた部隊が特攻隊でした。
B-29の上に馬乗りなってもプロペラは動いているので、そのプロペラでB-29を攻撃できるのです。
しかも驚くべきことに、中野松美軍曹は機体で体当たりしているにも関わらず、2度も生還されているのです。
軍事目標を攻撃するなら戦争中だからわかりますが、庶民に対して
上司の命令を破って大戦果を上げる戦い
飛行第244戦隊は空軍の中でもエリート部隊だったので、切り札として扱われていました。
つまり、戦闘となるとすぐに出撃したわけではなく、最後の手段として温存されていたと言えます。
飛行第244戦隊として主な本土防空戦は以下のようなものがあります。
- 調布を拠点とした首都圏防衛
- 浜松を拠点とた中京地区防衛
- 鹿児島県・知覧を拠点とした沖縄戦の援護
- 小牧飛行場 (愛知)、八日市上空 (滋賀)を転戦
八日市上空でのB-29との戦い
八日市の上空に敵の艦載機の艇団が近づいてきた時、命令に背いたことがありました。
上部からの命令は飛行第244戦隊に待機を命じていました。
飛行第244戦隊の下に機動部隊が近づいたという情報が入り、仲間の間では明日あたりにくるのではないかと予想していました。
そこで、
その時、小林照彦戦隊長が考えに考え抜いて言った言葉は「演習だ!演習!」と言いました。
つまり、小林照彦戦隊長は次のことを伝えたかったのです。
「戦闘のために上空にいくことはいけないが、練習することとして出撃しろ。」
なぜなら、上に報告すると必ず止められることはわかっていたのです。
竹田五郎元陸軍大尉が上空に突撃したのは、
飛行第244戦隊は先に上空に上がって待ち構えていたので、B-29を5機も墜落させ大戦果を上げることに成功します。
しかし、この大戦果は命令に背いた出撃だったので、上級司令部から命令違反だと言って怒られます。
しかし、天皇陛下からお褒めの言葉をいただき上級司令部も認める形でおさまりました。
その結果、一升ビンを褒美として与えられました。
特攻で散った、四宮中尉への思い
この飛行第244戦隊は
その間に、当然戦死して失った戦友もいます。
その中で沖縄特攻で散った
一度ゆきて又帰れと
生死元より念願に無き
常に喜び勇みて挺身難障を求め
皇國護持の重責に感激し
任務完達に
只思うは勝の一字のみ
死生を超越せりとて安ずる
唯々宿敵を必滅すべく努力せん
四月一日 四宮中尉
四宮徹中尉が最後に出撃されたのは4月末でした。
最後の遺書には「断」の一文字が書かれていたそうです。
竹田五郎元陸軍大尉と四宮徹中尉の絆
竹田五郎元陸軍大尉は四宮徹中尉のことをただただ「男だった」と言っておられました。
一緒の部屋で寝て、兄弟以上の存在でした。
そして、上から「各師団・書く飛行隊は1部隊で4人だせ」と命令が下ります。
その時「お前のところは、四宮君を出してくれ」と言われます。
竹田五郎元陸軍大尉は涙をのんで「君に命令が来たよ」と告げます。
その時、四宮徹中尉はまったく動揺することなく「結構です」と言ったそうです。
飛行第244戦隊には戦隊歌
実は飛行第244戦隊には戦隊歌がありました。
『高く綾なす 飛行雲』
第42回陸海軍軍歌演奏会軍装会 飛燕戦闘隊々歌
この様な人たちが今の航空自衛隊を作っているんです。
特攻隊を無駄死にという教育を受けている人がいますが、そうじゃありません。
こういう人がいて、今の平和と自衛隊があるんです。
この精神が今の自衛隊は受け継いでいるんです。
若者たちへ…昭和の英雄より
最後に竹田五郎元陸軍大尉は現代の人に対してこの様な言葉を残されました。
やっぱり、自分の国は自分で守る。自分の家族も守るという風にしないといけません。
今のような戦争はやらない。
「平和の祈りをし、不戦の誓いをやれば諸外国は攻めてこない」と考えるのはおかしい。
日本の周りにそういう野望を抱かない国はないわけではない。
そういう状況にあるから自分の国は守るんです。
申し訳ないですが、守るのは若い者ですよね。
亡くなった方も皆そういう気持ちだった。
特攻隊の人たちは今の日本を見たら怒るんじゃないかと思います。
「我々は思いもしなかった。しっかりしろよ!平和ボケをなおせ!」
今度、部下たちに会ったら「隊長、話しが違うじゃないか」と私は怒られるかもしれません。
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